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『ファーストペンギン!』キャスト・相関図とあらすじを解説

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この記事のポイント
  • 2022年10月から日本テレビ系「水曜ドラマ」枠で放送された話題作
  • シングルマザーが漁業界に飛び込む痛快サクセスストーリーで実話をモデルにしている
  • 主演・奈緒が地上波ゴールデン帯ドラマ初主演を果たした注目作品
  • キャストには堤真一、鈴木伸之、志田未来、梅沢富美男など豪華俳優陣が集結
  • 脚本は人気脚本家・森下佳子が担当し、骨太なストーリーとユーモアを両立させている

『ファーストペンギン!』のファーストペンギン キャスト 相関図を徹底解説

【ドラマ】『ファーストペンギン!』キャスト・相関図とあらすじを解説のワンシーン
📌チェックポイント
  • 主演は奈緒。シングルマザーが漁業界の改革に挑む主人公・岩崎和佳を体当たりで演じた
  • 相手役には堤真一が扮する謎多き水産会社社長・片岡洋が登場
  • 鈴木伸之(EXILE)が片岡水産の社員・永沢一希として和佳をサポートする
  • 志田未来、松本若菜、ファーストサマーウイカなど個性豊かな女優陣が彩る
  • ベテラン俳優・梅沢富美男が頑固な漁師を演じ笑いと哀愁を生み出している

主役・岩崎和佳と片岡洋の関係

【ドラマ】『ファーストペンギン!』キャスト・相関図とあらすじを解説のワンシーン

『ファーストペンギン!』のストーリーの核心は、シングルマザーの岩崎和佳と、彼女にすべての逆境を押しつけたかのような水産会社社長・片岡洋の凸凹バディ関係です。

和佳は「金なし」「家なし」「仕事なし」の三重苦を抱えた状態で、5歳の息子・進を連れて架空の港町・汐ヶ崎に流れ着きます。そこで片岡洋に「1万円で浜を立て直せ」という無謀なオファーを受け、なし崩し的に「さんし船団丸」のボスとして漁師たちを束ねることになります。

和佳と片岡の関係は単純な上司と部下ではなく、片岡は和佳の可能性を見込みつつも、その能力に半信半疑という複雑な立場をとります。この二人の信頼関係が徐々に構築されていく過程がドラマの大きな見どころのひとつです。


岩崎和佳 役:奈緒

奈緒(1995年生まれ、福岡県出身)は本作で地上波民放ゴールデン・プライム帯の連続ドラマ初主演を果たしました。

シングルマザーとして逆境に立ち向かう岩崎和佳を、コミカルさとリアリティを絶妙に混在させた演技で表現し、高い評価を受けました。漁師たちとのぶつかり合いのシーンでは体を張った演技も披露し、その熱演がドラマの躍動感を生み出しています。

公式Instagram: @sunaosquare

片岡洋 役:堤真一

堤真一は大阪府出身のベテラン俳優で、舞台・映画・テレビドラマすべてにわたって圧倒的な存在感を誇ります。

本作では水産会社の社長・片岡洋を演じ、一見粗暴で計算高いように見えながら、実は和佳の才能と可能性を信じている複雑な人物像を繊細に表現しました。堤真一の圧倒的な演技力が、和佳との関係に奥行きを与えています。

公式Instagram: @zhenyidi

永沢一希 役:鈴木伸之

パフォーマンスグループ・EXILEのメンバーとしても知られる鈴木伸之が、片岡水産の社員・永沢一希を演じます。

和佳の活動を側面から支える立場として、物語の展開において重要な役割を果たします。鈴木伸之のさわやかな雰囲気が、シリアスになりがちな場面に清涼感をもたらしています。

山藤そよ 役:志田未来

ドラマや映画で幅広い役を演じてきた志田未来が、地元の若い女性・山藤そよを演じます。

当初は何かと和佳と衝突する場面もありますが、次第に和佳の改革への意欲に共鳴し、重要な協力者へと変化していきます。志田未来ならではの繊細な感情表現が光る役どころです。

溝口静 役:松本若菜

松本若菜は漁師の妻・溝口静を演じます。

地元の古くからの慣習を守ろうとする立場から、最初は和佳の存在に強く反発します。しかし物語が進むにつれて和佳の真摯な姿勢に心を動かされ、関係に変化が生じます。地域社会の複雑な人間関係を体現するキャラクターです。

重森梨花 役:ファーストサマーウイカ

ファーストサマーウイカが演じる重森梨花は、和佳のライバル的存在として登場します。

独特の個性と演技力を持つファーストサマーウイカが、物語に緊張感と彩りをプラスしています。和佳との対立と時に交差する関係性が見どころです。

杉浦久光 役:梅沢富美男

ベテラン俳優・梅沢富美男が演じる杉浦久光は、汐ヶ崎の古参漁師です。

頑固で一筋縄ではいかない人物ながら、漁の腕前は本物。和佳の漁業改革にも最初は強く反発しますが、その頑固さと愛すべきキャラクターが視聴者の笑いと共感を呼びました。梅沢富美男の芸の深さが随所に光るシーンが印象的です。

岩崎進 役:武田昂生

和佳の5歳の息子・岩崎進を演じます。母親思いの純粋な子どもで、苦境に立たされた和佳の心の支えとなります。子役らしい自然な演技が、物語に温かみを与えています。シングルマザーとして奮闘する母の背中を見て育つ進のまなざしが、視聴者の胸を打つ場面も多くあります。

片岡咲 役:井桁弘恵

片岡洋の娘・片岡咲を演じるのは井桁弘恵です。父親と和佳の関係、そして自身の想いとの間で揺れる複雑な立場にあります。モデル出身の井桁弘恵が持つ独特の雰囲気が、片岡咲の繊細な内面を表現しています。


ドラマのモデルとなった実在の人物「坪内知佳」

『ファーストペンギン!』の最大の特徴は、実話をベースにしているという点です。ドラマの主人公・岩崎和佳のモデルとなったのは、山口県萩市出身の坪内知佳という女性です。

坪内知佳は漁業とはまったく無縁の環境から、ひょんなことから萩市の漁師たちと出会い、彼らの厳しい現実に直面します。漁師たちの水揚げした魚が適正な価格で売れず、生活が苦しいという実態を知った坪内は、「消費者と漁師を直接つなぐ」というシンプルなアイデアを形にしようとします。

こうして誕生したのが「萩大島船団丸」と「鮮魚ボックス」事業です。朝に漁師が水揚げした新鮮な魚介類を箱に詰め、当日中に全国の消費者へ直送するという仕組みは、当初は漁師たちからも地域の業者たちからも強く反発されました。しかし坪内は粘り強く説得を続け、少しずつ賛同者を増やしていきます。

現在では「船団丸」は全国の多くの漁港でフランチャイズ展開するまでに成長し、坪内知佳は「漁業の革命者」として広く知られる存在になっています。ドラマはこの実話から多くのエピソードをインスピレーションとして取り込みながら、フィクションとしての物語を構築しています。


奈緒の演技と役作りへの取り組み

主演の奈緒は、本作の役作りにあたり実際の漁業現場についての取材を重ねたとされています。

岩崎和佳という役柄は、単に明るく前向きなだけでなく、シングルマザーとしての孤独や不安、経済的な苦しさといった側面も抱えています。奈緒はこの複雑な内面を、コミカルな場面でも真摯な場面でも自然体で演じ切り、「奈緒という女優の新たな一面が見えた」と好評を博しました。

特にベテランの堤真一、梅沢富美男らとの共演シーンでは、演技経験豊富なベテランたちと渡り合う奈緒の実力が際立っています。森下佳子の脚本が持つユーモアのセンスと奈緒のコミカルな演技が化学反応を起こし、視聴者を笑わせながらも感動させるシーンが多く生まれました。

本作での好演を受けて、奈緒はその後もさまざまな作品でヒロインを務める人気女優としての地位をさらに固めていきます。


キャスト相関図の見どころ

『ファーストペンギン!』の人間関係(相関図)の核心は、岩崎和佳を中心とした「変化の連鎖」です。

和佳と片岡洋の関係: 表向きは依頼主と依頼人ですが、互いに認め合いながら時に対立するという複雑な関係性です。片岡が和佳に賭けた理由が物語後半で明かされていきます。

和佳と漁師たちの関係: 最初は外者として強い拒絶感を示す漁師たちが、和佳の行動力と誠実さに触れることで少しずつ心を開いていきます。梅沢富美男演じる杉浦をはじめとするベテラン漁師たちとの関係変化は感動的です。

和佳と地域女性たちの関係: 松本若菜演じる溝口静や志田未来演じる山藤そよとの関係も重要で、女性同士の連帯と葛藤が丁寧に描かれています。


主題歌を聴く

▼ 主題歌「ミチヲユケ」- 緑黄色社会(YouTube)

“>ミチヲユケ – 緑黄色社会(YouTube)

主題歌「ミチヲユケ」は、人気バンド・緑黄色社会が手がけた楽曲です。2022年11月9日に6thシングルとしてリリースされ、ジャジーな要素とダイナミックなサウンドが融合した疾走感あふれる曲調がドラマの世界観と絶妙にマッチしています。


『ファーストペンギン!』ファーストペンギン キャスト 相関図から見るあらすじと見どころ

📌チェックポイント
  • 実在する坪内知佳(萩大島船団丸代表)の実話をベースにした骨太なストーリー
  • 脚本は「義母と娘のブルース」「カーネーション」などで知られる名手・森下佳子
  • 漁業の実態、6次産業化、水産物の流通改革など社会的テーマをコメディタッチで描く
  • シングルマザーならではの困難と強さがリアルに描かれ共感を呼んだ
  • 平均視聴率7.2%、初回8.9%という好スタートを切った人気作

ドラマの舞台と実話のモデル

『ファーストペンギン!』の物語は、架空の港町「汐ヶ崎」を舞台としていますが、そのベースとなっているのは山口県萩市出身の坪内知佳という実在する女性の体験談です。

坪内知佳は漁業の素人でありながら、萩市の漁師たちと「萩大島船団丸」を設立。朝採れした水産物を箱詰めして消費地へ直送する「鮮魚ボックス」事業を展開し、漁業の6次産業化を成功させました。当初は漁師たちから激しく反発されながらも粘り強く信頼を勝ち取っていった彼女の実話は、まさに「ファーストペンギン(最初に海に飛び込む勇気ある存在)」そのものです。

脚本の森下佳子は、この実話を巧みにドラマ化し、実話の迫力とエンターテインメント性を高いレベルで両立させました。


各話のあらすじ(主要ポイント)

第1話「海辺にポツン漁港を救え!! ママが浜のボスに!?」

三重苦のシングルマザー・岩崎和佳(奈緒)は息子・進を連れて汐ヶ崎に移住する。片岡洋(堤真一)から「1万円でこの浜を立て直せ」という無謀な依頼を受け、なし崩し的に「さんし船団丸」の船団長代行となる。初日から漁師たちの激しい抵抗に遭うが、持ち前の諦めない姿勢で挑戦を続ける。初回視聴率8.9%のスタート。

第2話「孤立・圧力でピンチも秘策思いつく」

漁師たちから完全に孤立した和佳は苦境に立たされる。しかし持ち前の発想力で新たな戦略を思いつき、状況を打開するきっかけをつかむ。奈緒の熱演が光り、視聴者の注目度がさらに高まる。松本若菜演じる溝口静との関係がクローズアップされる回でもある。

第3〜4話「直販革命の始動と挫折」

和佳は水産物の直販システム「鮮魚ボックス」事業を立ち上げようとするが、既存の水産業界の壁に跳ね返される。地元の水産業者や市場関係者の反発が激化し、和佳は孤立無援に近い状況に追い込まれる。それでも息子・進の無邪気な笑顔が和佳を奮い立たせる。

第5〜7話「転機と同盟形成」

すべてを失いかけた和佳だったが、意外な人物の協力を得て反転攻勢に出る。漁師たちの中から和佳の考えに共鳴する者が現れ始め、少しずつ同盟が形成されていく。片岡洋の過去と、なぜ和佳に依頼したのかという謎も少しずつ明かされていく。志田未来演じる山藤そよが和佳の重要な理解者となる転換点となる回。

第8〜9話「大きな壁と成長」

事業は軌道に乗りかけるが、より大きな反発や妨害が和佳たちを待ち構えていた。漁師たちとの絆がより深まる一方で、和佳自身も人間としての成長を遂げていく。ファーストサマーウイカ演じる重森梨花との対立と複雑な関係性もクライマックスへ向けて深化する。

最終話(第10話)「感動の大団円」

すべての伏線が回収され、和佳と漁師たちの改革がついに実を結ぶ。「さんし船団丸」が新たなステージへと踏み出す感動的なフィナーレ。梅沢富美男演じる杉浦久光が和佳への思いを初めて素直に表現するシーンは多くの視聴者の涙を誘った。最終回視聴率7.5%。


ドラマの社会的テーマ

『ファーストペンギン!』が単なるサクセスストーリーを超えた評価を受けた理由のひとつに、漁業をめぐる社会問題を正面から描いた点があります。

漁業の高齢化と後継者問題: 日本の漁業は深刻な高齢化と後継者不足に直面しており、汐ヶ崎の漁師たちの姿はその縮図として描かれています。

水産物の流通革命: 従来の水産物流通は多くの中間業者を経由するため、漁師の収入が低く抑えられていました。和佳が挑戦する「鮮魚ボックス」(産地直送の定期便)はこの問題への挑戦であり、現実の漁業でも注目を集めているビジネスモデルです。

女性の社会進出とシングルマザーへの偏見: 男性社会である漁業界に飛び込むシングルマザーという設定は、現代社会における女性の働き方や偏見の問題とも重なります。和佳が受ける差別や偏見、そしてそれを乗り越えていく姿は、多くの視聴者の共感を呼びました。


スタッフ情報

役職 担当者
脚本 森下佳子
演出 内田秀実、小川通仁、今和紀
放送局 日本テレビ系「水曜ドラマ」枠
放送期間 2022年10月5日〜12月7日
全話数 全10話

脚本の森下佳子は「義母と娘のブルース」「カーネーション」「朝が来た」「わろてんか」など数多くの名作を手がけてきた実力派。社会問題をコメディタッチで描く手腕が本作でも存分に発揮されています。


配信情報

『ファーストペンギン!』はHuluで配信されています。配信状況は変動することがありますので、最新情報は各プラットフォームの公式サイトでご確認ください。


『ファーストペンギン!』ファーストペンギン キャスト相関図まとめ

  • 2022年10月5日から12月7日まで日本テレビ系「水曜ドラマ」枠で全10話放送
  • 主演は奈緒で、地上波ゴールデン・プライム帯ドラマ初主演となった
  • シングルマザー・岩崎和佳が漁業界に飛び込み改革に挑む痛快サクセスストーリー
  • 山口県萩市で「萩大島船団丸」を設立した坪内知佳の実話をベースにしている
  • 相手役の水産会社社長・片岡洋を堤真一が重厚に演じ、凸凹バディを形成
  • 永沢一希役の鈴木伸之(EXILE)が和佳の活動を側面から支える
  • 山藤そよ役の志田未来、溝口静役の松本若菜など個性豊かな女優陣が脇を固める
  • ファーストサマーウイカが和佳のライバル・重森梨花を演じ独特の存在感を放つ
  • ベテランの梅沢富美男が頑固漁師・杉浦久光を演じ笑いと哀愁を提供
  • 脚本は「義母と娘のブルース」「カーネーション」の名手・森下佳子が担当
  • 演出は内田秀実、小川通仁、今和紀の3名がローテーションで担当
  • 主題歌は緑黄色社会の「ミチヲユケ」(2022年11月9日リリース)
  • 漁業の高齢化・後継者問題・水産物流通改革という社会問題を正面から取り上げた
  • 産地直送「鮮魚ボックス」事業は現実の漁業でも注目されているビジネスモデル
  • 平均視聴率7.2%、初回8.9%のスタートで話題となった
  • Huluで配信中(配信状況は変動するため公式サイトで確認)

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参照元

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