
1990年1月7日にフジテレビ系列でスタートした『ちびまる子ちゃん』は、放送開始から35年以上が経過した今もなお、毎週日曜18時から全国で放送されている国民的長寿アニメです。原作者・さくらももこ自身をモデルにした小学3年生のまる子を中心に、温かくもシュールな家族の日常が描かれており、幅広い世代から長年愛されています。
この記事では、ちびまる子ちゃんのキャストと声優について、代替わりの経緯を含めた詳細情報をまとめています。2024年4月から2代目まる子役を務める菊池こころさんをはじめ、長年にわたり作品を支えてきた声優陣の情報、基本情報、あらすじ、さらに配信サービスまで網羅しています。
- 2024年4月21日より2代目まる子役を菊池こころさんが担当している
- 初代まる子役のTARAKOさんは2024年3月4日に63歳で逝去
- おじいちゃん役・島田敏さんは富山敬→青野武に続く3代目
- 主題歌「おどるポンポコリン」は2025年12月28日よりAdoが新歌唱担当
- 第1期から出演を続ける一龍斎貞友さんはお母さん役の唯一の初代担当
- Amazon Prime Video・ABEMA・TVerなど複数のサービスで視聴可能
『ちびまる子ちゃん』キャスト・声優の基本情報

『ちびまる子ちゃん』は、漫画家・さくらももこ氏が自身の子ども時代をもとに描いた自伝的コミックを原作とするアニメ作品です。フジテレビ系列で1990年1月7日に放送を開始し、一度休止を経た後に1995年1月から第2期として再開。以降30年以上にわたって放送が続いており、2022年には通算放送1500回を突破しました。
制作は『母をたずねて三千里』や『未来少年コナン』なども手がけた日本アニメーション。長年の放送を支えてきた声優陣も非常に豪華で、ベテランから中堅まで幅広い顔ぶれが揃っています。一方で長寿作品ゆえに、声優の逝去や健康上の理由による交代も複数経験しており、その都度新たなキャストを迎えながら作品が継承されてきました。
なかでも最大の出来事は、2024年3月4日の初代まる子役・TARAKOさんの逝去です。TARAKOさんは1990年の放送開始から34年間にわたり主人公まる子を演じ続けてきた、まさに作品の顔ともいえる存在でした。同年4月21日より2代目として菊池こころさんが就任し、新たな章が幕を開けています。
- 放送開始:1990年1月7日(フジテレビ系列・毎週日曜18:00〜18:30)
- 第1期:1990年1月〜1992年9月(142話)
- 第2期:1995年1月〜現在(1500話超)
- 制作会社:日本アニメーション
- 原作:さくらももこ(2018年8月15日、53歳で逝去)
基本情報(放送局・話数・制作など)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | ちびまる子ちゃん |
| 原作 | さくらももこ(集英社「りぼん」連載) |
| 放送局 | フジテレビ系列 |
| 放送時間 | 毎週日曜 18:00〜18:30 |
| 放送開始 | 1990年1月7日 |
| 第1期 | 1990年1月〜1992年9月(142話) |
| 第2期 | 1995年1月〜現在(1500話超) |
| 制作 | 日本アニメーション |
| ジャンル | 日常・ほのぼの・コメディ |
| 舞台 | 1970年代・静岡県清水市(現・静岡市清水区) |
| 著作権 | © さくらももこ/集英社・さくらプロダクション・日本アニメーション |
キャスト一覧と声優(テーブル形式)
| キャラクター名 | 声優 | 備考 |
|---|---|---|
| まる子(主人公) | 菊池こころ | 2代目・2024年4月21日〜 |
| まる子(主人公) | TARAKO(初代) | 2024年3月4日逝去 |
| さくら友蔵(おじいちゃん) | 島田敏 | 3代目・2010年6月〜 |
| さくら友蔵(おじいちゃん) | 富山敬(初代) | 故人 |
| さくら友蔵(おじいちゃん) | 青野武(2代目) | 2012年逝去 |
| さくらひろし(お父さん) | 屋良有作 | 放送開始から継続 |
| さくらすみれ(お母さん) | 一龍斎貞友 | 放送開始から現在まで唯一初代 |
| さくら花子(おねえちゃん) | 豊嶋真千子 | 2代目・2016年6月〜 |
| さくら花子(おねえちゃん) | 水谷優子(初代) | 2016年5月17日逝去 |
| 大野たまえ(たまちゃん) | 渡辺菜生子 | まる子の親友 |
| 花輪和彦(花輪くん) | 菊池正美 | 裕福なお坊ちゃん |
主要キャスト・声優紹介
菊池こころ(まる子役・2代目)
2024年4月21日放送の第1430話より、2代目まる子役を担当しているのが菊池こころさんです。34年間にわたり作品を支えてきたTARAKOさんの急逝を受け、スタッフとの真摯な協議の末に選出されました。
菊池こころさんは、まる子の声に宿る「子どもらしい自然な気だるさ」や「シュールなツッコミ」を受け継ぎつつ、少しずつ自分らしいまる子像を構築しています。就任当初は視聴者から温かく迎えられ、現在では菊池さんのまる子として定着しつつあります。
公式X(旧Twitter): @glee_ko_glee
初代TARAKO(まる子役・初代)
TARAKOさんは1990年の放送開始から2024年3月まで、実に34年間にわたって主人公・まる子を演じ続けました。その名前はほぼ「まる子の声」として記憶されており、日本アニメーション声優史において唯一無二の存在感を放ちます。
2024年3月4日、63歳で逝去。訃報は多くのファンに衝撃を与え、放送内でも追悼の特別番組が組まれました。TARAKOさんが残したまる子の声は、日本のアニメ文化に永遠に刻み込まれています。
島田敏(さくら友蔵役・3代目)
まる子が大好きな祖父・友蔵役の3代目として、島田敏さんが2010年6月から担当しています。富山敬さんが初代、青野武さんが2代目を務め、青野さんが2012年に逝去したことで島田さんが継承しました。
島田敏さんは『ドラゴンボールZ』のフリーザ役などで知られるベテラン声優で、友蔵の愛嬌と威厳のバランスを絶妙に表現しています。
一龍斎貞友(さくらすみれ役・お母さん)
お母さん役の一龍斎貞友さんは、1990年の放送開始からずっと同じキャストが続いている数少ない存在の一人です。厳しくも愛情深いお母さんの声を長年にわたって演じており、まさに作品の安定感を体現するような存在感があります。
公式X(旧Twitter): @Teiyu_0620
屋良有作(さくらひろし役・お父さん)
のんびりとした性格で、ユーモラスな一面も持つお父さん・ひろしを演じているのが屋良有作さんです。放送開始から現在まで継続して担当しており、安定した演技で家族の核となるキャラクターを支えています。
豊嶋真千子(さくら花子役・おねえちゃん・2代目)
お姉ちゃん・花子役の2代目を担当するのが豊嶋真千子さんで、2016年6月より就任しています。初代を務めた水谷優子さんが2016年5月17日に逝去したことを受けて継承しました。
公式X(旧Twitter): @machiko_toyo
渡辺菜生子(大野たまえ役・たまちゃん)
まる子の親友・たまちゃんこと大野たまえを演じているのが渡辺菜生子さんです。おっとりした性格のたまちゃんの声を丁寧に表現しており、主人公まる子との掛け合いはこの作品の大きな魅力のひとつです。
公式X(旧Twitter): @97ngBSRxDcwq3ps
菊池正美(花輪和彦役・花輪くん)
クラス一の裕福なお坊ちゃん・花輪くんを演じているのが菊池正美さんです。上品でありながらどこか天然なキャラクターを、独特のトーンで表現しています。
あらすじ(1970年代の清水市の日常)
舞台は1970年代の静岡県清水市(現・静岡市清水区)。主人公は小学3年生のさくらももこ、通称「まる子」。原作者・さくらももこ自身の子ども時代をモデルにした、自伝的なほのぼのコメディ作品です。
まる子は少しだらしなく、ちょっぴり要領のいい女の子。面倒なことはなるべく避けようとしますが、心の中では家族のことも友達のことも大切に思っています。日常のさりげないエピソードをシュールかつ温かい視点で切り取る独特のテイストが、大人にも子どもにも刺さる魅力のひとつです。
さくら家は祖父・友蔵、祖母・コタケ、父・ひろし、母・すみれ、姉・花子、そしてまる子の6人家族。おじいちゃんの友蔵はまる子を特にかわいがり、いつも詩を詠んだり哲学的なことを言ったりと飄々とした存在感を放っています。
学校ではたまちゃんや花輪くん、永沢くん、藤木くん、野口さんなど個性的なクラスメイトたちが登場。マラソン大会、授業参観、夏休みの宿題、お祭りなど、誰もが一度は経験したような出来事が丁寧に描かれ、視聴者は自分の子ども時代を重ねながら楽しめます。
作品の背景には高度経済成長期を終えた1970年代の日本の空気感が漂っており、昭和レトロな町並みや暮らしぶりが郷愁を呼び起こします。一方でまる子の心の声(モノローグ)によるコミカルなツッコミは現代的なセンスも持ち合わせており、時代を超えて愛される作品となっています。
放送開始から35年以上が経過した現在も、毎週日曜日の夕方に新しいエピソードが届けられています。2022年5月には通算放送1500回を達成し、日本のアニメ史に残る長寿作品として揺るぎない地位を築いています。
『ちびまる子ちゃん』キャスト・声優と主題歌まとめ

『ちびまる子ちゃん』は単なる子ども向けアニメにとどまらず、大人が見ても笑え、感じるものがある作品として、世代を超えて支持されてきました。声優陣は何十年ものキャリアを積んだベテランが揃っており、その安定した演技力が作品の温かい世界観を支えています。
近年最大の出来事は、2024年3月のTARAKOさんの逝去と、同年4月からの菊池こころさんによる2代目まる子就任です。交代のタイミングで多くの視聴者が感慨を抱きましたが、菊池さんは着実に「自分のまる子」を作り上げており、作品は新たな時代へと歩みを進めています。
また音楽面でも2025年12月28日にAdoが「おどるポンポコリン」の新歌唱担当として就任し、6年8か月ぶりのアーティスト変更が行われました。Adoならではの表現力が伝統ある楽曲を新たな視点で彩っており、話題を集めています。
- TARAKOさん逝去後、2024年4月から菊池こころさんが2代目まる子を担当
- お母さん役・一龍斎貞友さんは放送開始から変わらない唯一の初代声優
- 2025年12月よりAdoが「おどるポンポコリン」を担当(6年8か月ぶりのアーティスト変更)
- 2022年に通算放送1500回を達成した超長寿アニメ
主題歌・音楽
『ちびまる子ちゃん』の音楽は、作品と同じく時代とともに変化してきました。特に「おどるポンポコリン」は第1期のエンディングテーマとして1990年にB.B.クィーンズが歌って大ヒット。同年のオリコン年間シングルランキング1位を獲得し、第32回日本レコード大賞も受賞した伝説の名曲です。
その後、この楽曲はオープニングテーマへと移行し、現在まで形を変えながら歌い継がれています。2019年からはももいろクローバーZが担当し、2025年12月28日からはAdoがバトンを受け取りました。
| 種別 | 楽曲名 | アーティスト | 期間 |
|---|---|---|---|
| 第1期OP | ゆめいっぱい | 関ゆみ子 | 1990〜1992年 |
| 第1期ED | おどるポンポコリン | B.B.クィーンズ | 1990年(年間1位・日本レコード大賞受賞) |
| 第1期ED後期 | 走れ正直者 | 西城秀樹 | 第1期後半 |
| 第2期OP(〜2025年) | おどるポンポコリン | ももいろクローバーZ | 2019〜2025年12月 |
| 第2期OP(現在) | おどるポンポコリン | Ado | 2025年12月28日〜 |
▼ 主題歌を聴く
配信情報
現在、『ちびまる子ちゃん』は複数のサービスで視聴可能です。
| サービス | 配信内容 | 料金 |
|---|---|---|
| Amazon Prime Video | 第1期・第2期配信中 | プライム会員(月額600円〜) |
| U-NEXT | 第1期全話見放題 | 月額2,189円・初回31日無料 |
| Netflix | 有料配信中 | 月額790円〜 |
| ABEMA | 公式チャンネルで毎日放送・放送後1週間無料 | 無料(ABEMA プレミアムで追加配信) |
| TVer | フジテレビ放送後の見逃し配信 | 無料 |
TVerとABEMAであれば無料で視聴できます。特に最新話を見たい方はTVerの見逃し配信が便利です。過去のエピソードをまとめて見たい場合はU-NEXTやAmazon Prime Videoの利用がおすすめです。
よくある質問
Q. ちびまる子ちゃんの声優は誰ですか?
現在(2代目)は菊池こころさんが担当しています。初代のTARAKOさんは34年間にわたって主人公まる子を演じ続け、2024年3月4日に63歳で逝去されました。
Q. いつから2代目の声優になりましたか?
2024年4月21日放送の第1430話より、菊池こころさんが2代目まる子役を担当しています。
Q. おじいちゃん・友蔵の声優は誰ですか?
現在の3代目は島田敏さんです。初代は富山敬さん、2代目は青野武さん(2012年逝去)が担当していました。
Q. ちびまる子ちゃんの主題歌は何ですか?
現在のオープニングテーマは「おどるポンポコリン」で、2025年12月28日よりAdoが歌っています。元々は1990年にB.B.クィーンズが歌い、日本レコード大賞も受賞した名曲です。
Q. ちびまる子ちゃんはどこで見られますか?
Amazon Prime Video・U-NEXT・Netflix・ABEMA・TVerで配信中です。TVerとABEMAは無料で見ることができます。
Q. 放送はいつから続いているのですか?
1990年1月7日から放送開始。フジテレビ系列で毎週日曜18:00〜18:30に放送中で、2022年には通算1500回を突破した超長寿アニメです。
『ちびまる子ちゃん』キャスト・声優まとめ
- 1990年1月7日放送開始・フジテレビ系列・毎週日曜18:00〜18:30
- 第1期は1990〜1992年(142話)、第2期は1995年〜現在(1500話超)
- 舞台は1970年代の静岡県清水市(現・静岡市清水区)
- 原作者・さくらももこ氏は2018年8月15日に53歳で逝去
- まる子役・初代TARAKOさんは2024年3月4日に63歳で逝去
- 2024年4月21日より菊池こころさんが2代目まる子役を担当
- おじいちゃん・友蔵役は富山敬→青野武→島田敏(現在)と3代交代
- おねえちゃん・花子役は水谷優子→豊嶋真千子と2代交代
- お母さん・すみれ役の一龍斎貞友さんは放送開始から現在まで続く唯一の初代声優
- お父さん・ひろし役は屋良有作さんが長年担当
- まる子の親友・たまちゃん役は渡辺菜生子さん
- 花輪くん役は菊池正美さん(裕福なお坊ちゃんキャラ)
- 主題歌「おどるポンポコリン」は1990年B.B.クィーンズ版が日本レコード大賞受賞
- 2025年12月28日よりAdoが「おどるポンポコリン」の新歌唱担当
- Amazon Prime Video・U-NEXT・Netflix・ABEMA・TVerで視聴可能
- TVerとABEMAは無料で利用できる
- 2022年5月に通算放送1500回を達成した国民的長寿アニメ
『ちびまる子ちゃん』はキャストの交代を乗り越えながら、35年以上愛され続けている奇跡のような作品です。声優陣の変遷を知ることで、この作品がどれほど多くの人の手によって支えられてきたかを改めて感じることができます。ぜひ各配信サービスで過去のエピソードも含めてお楽しみください。
公式情報・出典(参照元)
- フジテレビ公式サイト:ちびまる子ちゃん
- さくらプロダクション公式
- 日本アニメーション公式
© さくらももこ/集英社・さくらプロダクション・日本アニメーション