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『麒麟がくる』キャスト・相関図とあらすじを解説

麒麟がくる キャスト 相関図

NHK大河ドラマ第59作『麒麟がくる』は、2020年1月から2021年2月にかけて放送された歴史ドラマです。これまでの大河ドラマでは「謀反人」として描かれることが多かった明智光秀を主人公に据え、戦国時代に平和な世を願い続けた一人の武将の生涯を描きました。長谷川博己さんが主演を務め、染谷将太さん、本木雅弘さん、川口春奈さんら豪華キャストが集結したことでも話題となりました。本記事では『麒麟がくる』のキャスト・相関図やあらすじを詳しく解説します。

この記事のポイント
  • NHK大河ドラマ第59作『麒麟がくる』の全キャストと相関図を一覧で紹介
  • 長谷川博己主演、染谷将太・本木雅弘・川口春奈ら豪華出演者の役柄を解説
  • 明智光秀の生涯を追ったあらすじを序盤から最終回まで詳しく紹介
  • ハリウッド作曲家ジョン・グラムによるメインテーマ「Warrior Past」の魅力
  • NHKオンデマンド・U-NEXT・Amazon Prime Videoでの配信情報を紹介
  • 平均視聴率14.4%を記録した本作の見どころと最終回の衝撃ラストを解説

『麒麟がくる』キャスト・相関図の基本情報と出演者一覧

麒麟がくる 基本情報

『麒麟がくる』は、NHK大河ドラマ史上初めて明智光秀を単独主人公として描いた作品です。「本能寺の変」を起こした人物として歴史的には悪役のイメージが強い光秀ですが、本作では「麒麟がくる」平和な世を夢見た理想家として新たな光秀像を提示しました。脚本は池端俊策さんが担当し、全編4K撮影という映像美も大きな特徴です。ここでは『麒麟がくる』のキャスト・相関図を中心に、基本情報から出演者一覧まで詳しくお伝えします。

📌チェックポイント
  • 大河ドラマ史上初の明智光秀単独主人公作品で、全44回放送
  • 当初の帰蝶役・沢尻エリカの降板を受け、川口春奈が代役として抜擢
  • 全編4K撮影による美しい映像美が話題に
  • 新型コロナの影響で放送が一時中断し、放送期間が1年を超えた
  • 脚本は大河ドラマ「太平記」も手がけた池端俊策が担当

『麒麟がくる』の基本情報

『麒麟がくる』はNHK大河ドラマの第59作として、2020年1月19日から2021年2月7日まで全44回にわたって放送されました。舞台は戦国時代の天文16年(1547年)から天正10年(1582年)までで、明智光秀の半生が描かれています。

項目 内容
作品名 麒麟がくる
放送局 NHK(大河ドラマ第59作)
放送期間 2020年1月19日〜2021年2月7日
話数 全44回
脚本 池端俊策、前川洋一、岩本真耶、河本瑞貴
演出 大原拓、一色隆司、佐々木善春、深川貴志
音楽 ジョン・グラム(John R. Graham)
制作統括 落合将
撮影 全編4K撮影
平均視聴率 14.4%(全44話期間平均)
最高視聴率 19.1%(第1回、関東地区)
最終回視聴率 18.4%(15分拡大版)

なお、当初は帰蝶(濃姫)役に沢尻エリカさんが予定されていましたが、2019年11月の逮捕を受けて降板となりました。代役として川口春奈さんが起用され、撮影済みシーンの撮り直しにより放送開始日が当初予定の1月5日から1月19日へ延期されています。また、新型コロナウイルスの影響で2020年6月から8月にかけて放送が一時中断し、放送期間が1年を超える異例の展開となりました。

『麒麟がくる』キャスト相関図と出演者一覧

『麒麟がくる』には、主人公の明智光秀を中心に、戦国時代を彩る多彩な人物たちが登場します。以下がキャスト一覧です。

役名 俳優 役柄
明智光秀 長谷川博己 主人公。美濃出身の武将、本能寺の変を起こす
織田信長 染谷将太 尾張の戦国大名、天下統一を目指す
斎藤道三 本木雅弘 美濃の国主「美濃の蝮」
帰蝶(濃姫) 川口春奈 道三の娘、信長の正室
門脇麦 京の名医・東庵の助手(架空の人物)
望月東庵 堺正章 京の名医(架空の人物)
菊丸 岡村隆史 三河出身の農民、実は忍び
妻木煕子 木村文乃 光秀の正室
木下藤吉郎(秀吉) 佐々木蔵之介 信長の家臣、後の天下人
足利義昭 滝藤賢一 室町幕府最後の将軍
足利義輝 向井理 室町幕府第13代将軍「剣豪将軍」
松永久秀 吉田鋼太郎 戦国三大梟雄の一人
徳川家康 風間俊介 三河の戦国大名
斎藤義龍 伊藤英明 道三の嫡男
今川義元 片岡愛之助 駿河の戦国大名
細川藤孝 眞島秀和 将軍奉公衆、光秀の盟友
明智光安 西村まさ彦 光秀の叔父
明智牧 石川さゆり 光秀の母
細川玉(ガラシャ) 芦田愛菜 光秀の三女
織田信秀 高橋克典 信長の父
三淵藤英 谷原章介 幕臣、藤孝の義兄

相関図の中心にいるのは主人公の明智光秀(長谷川博己)です。光秀は美濃では主君・斎藤道三(本木雅弘)に仕え、幼馴染の帰蝶(川口春奈)やライバルの斎藤義龍(伊藤英明)と複雑な関係を築きます。京では足利義輝(向井理)・義昭(滝藤賢一)兄弟や、松永久秀(吉田鋼太郎)、細川藤孝(眞島秀和)と出会い、やがて織田信長(染谷将太)に仕えることになります。光秀の家族として正室の妻木煕子(木村文乃)、母の明智牧(石川さゆり)、娘の細川玉(芦田愛菜)が描かれ、架空の人物である駒(門脇麦)と菊丸(岡村隆史)が庶民の視点から物語に厚みを加えています。

主要キャスト紹介

長谷川博己(明智光秀役)

本作の主人公・明智光秀を演じるのは長谷川博己さんです。知略と武勇に優れた名将でありながら、「麒麟がくる」平和な世を夢見て戦い続ける複雑な人物像を見事に体現しました。大河ドラマ初主演ながら、繊細かつ力強い演技で高い評価を得ています。

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染谷将太(織田信長役)

織田信長を演じたのは染谷将太さんです。従来の「カリスマ的英雄」とは異なり、繊細で孤独な青年として信長を描いた新解釈が大きな話題となりました。天下統一を目指しながら次第に苛烈さを増していく過程を繊細に演じています。

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本木雅弘(斎藤道三役)

「美濃の蝮」斎藤道三を演じたのは本木雅弘さんです。油売りから国盗りを成し遂げた梟雄でありながら、光秀に深い愛情を注ぐ人間味あふれる人物として描かれました。「大河ドラマ史上最高の道三」と絶賛される圧倒的な存在感で序盤の物語を牽引しています。

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川口春奈(帰蝶役)

帰蝶(濃姫)を演じたのは川口春奈さんです。沢尻エリカさんの降板を受けた緊急起用でしたが、聡明で気丈な帰蝶像を見事に確立しました。時代劇初挑戦ながら信長の正室という重要な役どころを堂々と演じ切り、大きな転機となりました。

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門脇麦(駒役)

架空の人物・駒を演じたのは門脇麦さんです。京の名医・東庵の助手で、幼少期に「麒麟がくる」という言い伝えを教えられた戦災孤児です。物語全体を通じて「庶民の目線」から戦国時代を見つめる語り手として機能しました。

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佐々木蔵之介(木下藤吉郎役)

後の天下人・豊臣秀吉を演じたのは佐々木蔵之介さんです。農民出身ながら出世を重ね、光秀の政敵として立ちはだかる存在を軽妙かつ不気味に演じました。

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吉田鋼太郎(松永久秀役)

松永久秀を演じたのは吉田鋼太郎さんです。光秀に戦国の現実を教える「師」のような存在として描かれ、信長に降伏と反逆を繰り返す奔放な生き方が視聴者の人気を集めました。

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風間俊介(徳川家康役)

徳川家康を演じたのは風間俊介さんです。幼少期に人質として苦労しながらも天下人への道を歩む家康を好演し、光秀との交流シーンが印象的でした。

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あらすじ

『麒麟がくる』のストーリーは、明智光秀の半生を3つの時期に分けて描いています。

序盤(美濃編)

天文16年(1547年)、美濃の明智荘で暮らす明智十兵衛光秀は、主君・斎藤利政(後の道三)の許しを得て堺へ渡り鉄砲を入手。京で名医の望月東庵と少女・駒に出会い、「戦のない穏やかな世に現れる聖獣・麒麟」の伝説を知ります。やがて道三は娘の帰蝶を信長に嫁がせますが、弘治2年(1556年)に長良川の戦いで息子・義龍に討たれ、明智城も陥落。光秀は越前の朝倉義景のもとへ逃れることになります。

中盤(京・将軍編)

越前で不遇の日々を過ごしていた光秀は、足利義昭と出会い将軍擁立に加わります。永禄11年(1568年)、信長の軍事力を背景に義昭が第15代将軍に就任。しかし義昭と信長の対立が深まり、元亀4年(1573年)に義昭は京を追われ室町幕府は滅亡。光秀は信長の家臣として丹波攻略などで大きな戦功を挙げていきます。

終盤(本能寺の変)

天下統一を進める信長は次第に苛烈さを増し、比叡山の焼き討ちなど容赦のない行動に光秀は疑問を抱きます。盟友の松永久秀や荒木村重が滅ぼされる姿を目の当たりにした光秀は、天正10年(1582年)6月2日、本能寺を急襲。信長は自刃し、光秀は涙を浮かべながら炎上する本能寺を見つめます。しかし細川藤孝さえも味方せず秀吉に敗北。ラストでは3年後の京で「光秀が生きている」という噂が語られ、光秀に似た侍が馬を走らせる後ろ姿で幕を閉じます。

『麒麟がくる』キャスト・相関図から読み解く見どころと深掘り情報

麒麟がくる 見どころ

『麒麟がくる』は豪華キャストと斬新な演出で多くの視聴者を魅了しました。ここでは最終回のネタバレや音楽情報、配信情報など、キャスト・相関図とあわせて知っておきたい深掘り情報をお伝えします。本作が従来の大河ドラマとは一線を画す作品となった理由を、さまざまな角度から見ていきましょう。

📌チェックポイント
  • 最終回は視聴率18.4%を記録し、光秀の「生存説」を匂わせる衝撃のラスト
  • 音楽はハリウッド作曲家ジョン・グラムが担当し、全111曲を制作
  • NHKオンデマンド、U-NEXT、Amazon Prime Videoで全話視聴可能
  • 染谷将太の「繊細で孤独な信長」という新解釈が大きな話題に
  • 本木雅弘の斎藤道三は「大河ドラマ史上最高の道三」と評された

最終回のネタバレと衝撃のラスト

『麒麟がくる』の最終回(第44回「本能寺の変」)は、15分拡大版として放送され、視聴率18.4%を記録しました。これは初回の19.1%に次ぐ番組2位の数字であり、物語のクライマックスにふさわしい結果となりました。

最終回では天正10年(1582年)6月2日早朝、明智光秀が本能寺を急襲する場面が描かれます。信長は「是非に及ばず」と語り、炎の中で自刃します。光秀は涙を浮かべながら燃え盛る本能寺を見つめますが、その後の山崎の戦いで秀吉に敗れます。

しかし物語は光秀の死では終わりません。最終回のラストでは本能寺の変から3年後が描かれ、京の町で「丹波の山奥で明智光秀が生きている」という噂が広がっています。駒が市で光秀に似た侍を見かけますが見失い、最後は馬を走らせる侍の後ろ姿で物語は幕を閉じます。この「光秀生存説」を匂わせるラストはSNS上で大きな反響を呼び、「麒麟がくる」という作品のテーマである「平和な世を願う光秀の魂は生き続ける」というメッセージとして受け止められました。

主題歌・音楽情報

『麒麟がくる』の音楽を担当したのは、ハリウッドの作曲家ジョン・グラム(John R. Graham)さんです。大河ドラマの音楽を外国人が担当するのは、2003年の『武蔵 MUSASHI』でエンニオ・モリコーネが担当して以来、2人目のことでした。

メインテーマ「Warrior Past」は、広上淳一指揮のNHK交響楽団による壮大なオーケストラ演奏に、和太鼓奏者・林英哲の力強い太鼓の響きが融合した楽曲です。西洋のオーケストラと日本の伝統楽器が見事に調和し、戦国時代の壮大な世界観を音楽で表現しています。

グラムさんは本作のために全111曲を作曲し、サウンドトラックはVol.1からVol.3まで順次リリースされた後、完全盤が2021年2月24日に発売されました。音楽配信サービス(Amazon Music、Apple Music、レコチョク等)でも視聴可能です。

配信情報

『麒麟がくる』は現在、以下の動画配信サービスで全44話を視聴することができます。

サービス名 月額料金 備考
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『麒麟がくる』キャスト相関図まとめ

  • 主演の長谷川博己が明智光秀を演じ、大河ドラマ史上初の光秀単独主人公作品となった
  • 染谷将太の織田信長は「繊細で孤独な青年」という従来にない新解釈で話題を呼んだ
  • 本木雅弘の斎藤道三は圧倒的な存在感で「大河ドラマ史上最高の道三」と絶賛された
  • 川口春奈は沢尻エリカの降板を受けた緊急起用ながら、帰蝶役を見事に確立した
  • 門脇麦演じる架空の人物・駒が「庶民の目線」から戦国時代を見つめる役割を担った
  • 岡村隆史の菊丸は三河出身の農民ながら実は忍びという意外な設定で人気を集めた
  • 佐々木蔵之介の豊臣秀吉は従来の「人たらし」に加え不気味な野心家として描かれた
  • 吉田鋼太郎の松永久秀は光秀に戦国の現実を教える「師」のような存在だった
  • 滝藤賢一の足利義昭は室町幕府最後の将軍として、悲哀に満ちた人物像を体現した
  • 風間俊介の徳川家康は幼少期の苦労から天下人への道を歩む姿を丁寧に描いた
  • 音楽はハリウッドの作曲家ジョン・グラムが担当し、全111曲の劇伴を制作した
  • 全編4K撮影による鮮やかな色彩と映像美が、従来の大河ドラマの常識を覆した
  • 新型コロナの影響で放送が一時中断し、放送期間が1年を超える異例の展開となった
  • 全44話の期間平均視聴率は14.4%で、2016年の「真田丸」以来の高水準を達成
  • 最終回は視聴率18.4%を記録し、光秀の「生存説」を匂わせる衝撃のラストで幕を閉じた

『麒麟がくる』は、明智光秀という人物を通じて「平和な世とは何か」を問いかけた大河ドラマでした。豪華キャストによる名演技、ジョン・グラムによる壮大な音楽、4K映像の美しさなど、あらゆる面で高い完成度を誇っています。未視聴の方は、NHKオンデマンドやU-NEXTで全44話をぜひお楽しみください。

公式情報・出典(参照元)

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