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【中国ドラマ】『長歌行』あらすじとキャストを解説

© 2021 China Huace Film & Tv Co.,Ltd.

『長歌行』は、唐代初期の激動の時代を背景に、家族を失い亡命した王女・李長歌(りちょうか)の愛と復讐、そして成長を描く壮大な歴史ロマンスです。中国のトップ女優ディリラバと若手実力派俳優ウー・レイがW主演を務め、その豪華なキャスティングと重厚なストーリーで、配信前から大きな注目を集めました。原作は、日本でも翻訳出版された夏達(シャア・タツ)による同名の人気漫画であり、原作ファンの期待も背負った本作は、Weiboドラマ大賞で13冠を獲得するなど、国内外で高い評価を得ています。本記事では、この壮大な物語のあらすじ、魅力的な登場人物、そして物語を深く理解するためのポイントを徹底的に解説します。

記事のポイント

  • 亡命した永寧郡主・李長歌の愛と復讐を描く大型ロマンス時代劇
  • ディリラバ、ウー・レイ、リウ・ユーニン、チャオ・ルースーなど豪華キャストが集結
  • 原作は夏達(シャア・タツ)による同名の人気歴史漫画
  • 壮大なスケールで描かれる唐代初期の陰謀と英雄たちの物語
  • 配信情報は変動するため、視聴前に最新の公式情報を確認

【中国ドラマ】『長歌行』のあらすじとキャスト

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『長歌行』の物語の核心に迫る前に、まずはその世界観を形作る基本的な情報、そして個性豊かな登場人物たちを紹介します。彼らの複雑に絡み合う関係性を理解することが、このドラマを最大限に楽しむための鍵となります。

チェックリスト

  • 唐代初期、皇太子の一人娘として何不自由なく育てられた李長歌の過酷な運命の始まりを描く。
  • 主要キャストたちの背景と、彼らが織りなす複雑な人間関係を相関図と共に整理。
  • 夏達による原作漫画とドラマ版の間に見られる、物語の魅力を高めるための変更点を解説。
  • 全49話にわたる壮大な物語の序盤から終盤までの流れを追い、各段階での見どころを紹介。
  • ドラマの世界観を彩る主題歌やOSTが、どのように物語の感動を深めているかを探る。

『長歌行』とは?放送時期・話数・基本情報

『長歌行』は、2021年に中国で制作・配信された大型ロマンス時代劇です。物語の舞台は、唐王朝が建国されて間もない7世紀初頭。皇太子・李建成(りけんせい)の娘である永寧郡主・李長歌が、叔父の李世民(りせいみん)が起こした政変「玄武門の変」によって家族を殺され、復讐を誓って逃亡の身となるところから物語は始まります。

全49話で構成される本作は、単なる復讐劇に留まりません。男装の麗人として生きる長歌が、草原の部族である阿詩勒部(あしらぶ)の特勤(テギン)・阿詩那隼(あしなじゅん)と出会い、敵対する立場ながらも次第に惹かれ合い、国や民族を超えた絆を育んでいく壮大な愛の物語でもあります。追われる身となった長歌が、数々の困難を乗り越え、民を思う真の指導者へと成長していく姿が力強く描かれています。

主要キャストと登場人物の相関図(李長歌/阿詩那隼/李楽嫣/皓都)

本作の魅力は、豪華俳優陣が演じる個性豊かなキャラクターたちの存在にあります。

  • 李長歌(り ちょうか)/演:ディリラバ(迪麗熱巴)本作の主人公。唐の皇太子・李建成の娘、永寧郡主。武芸と策略に長けた聡明な女性。玄武門の変で家族を失い、叔父・李世民への復讐を誓う。男装し、名を偽りながら逃亡を続ける中で、人間的に大きく成長していく。
  • 阿詩那隼(あしな じゅん)/演:ウー・レイ(呉磊)阿詩勒部の特勤で、百戦錬磨の猛将。鷹師(ようし)を率いる。冷静沈着で義理堅い性格。長歌とは敵対する立場でありながら、その才覚と気高さに惹かれ、幾度となく彼女の窮地を救う。
  • 李楽嫣(り らくえん)/演:チャオ・ルースー(趙露思)李世民の娘で、長歌の従妹。内気で泣き虫なお姫様だったが、政変に巻き込まれ流浪の民となる。過酷な経験を通して、民の痛みを理解する強く心優しい公主へと成長する。
  • 皓都(こう と)/演:リウ・ユーニン(劉宇寧)李世民の義理の息子で、冷酷非情な禁軍の武官。当初は長歌を追う追手として登場するが、楽嫣を守るうちに彼女に惹かれ、人間らしい感情を取り戻していく。

彼らを中心に、唐王朝、阿詩勒部、そして流雲観などの勢力が複雑に絡み合い、物語は展開していきます。それぞれのキャラクターが抱える過去や信念が、時に協力し、時に反発し合いながら、予測不能なドラマを生み出しています。

原作漫画とドラマ版の主な違い

本作は、夏達(シャア・タツ)による同名の人気漫画を原作としています。ドラマ化にあたり、原作の世界観やキャラクターの魅力を尊重しつつ、いくつかの変更点が加えられています。

大きな特徴の一つが、ドラマオリジナルのキャラクターである李楽嫣の存在です。彼女の視点が加わったことで、宮廷で育ったお姫様が乱世の中でたくましく成長していくもう一つの物語が生まれ、作品に深みを与えています。また、原作では長歌と阿詩那隼の関係性がより繊細に描かれていますが、ドラマではロマンス要素が強調され、より多くの視聴者が感情移入しやすい作りに脚色されています。

さらに、ドラマの途中で挿入されるアニメーション(劇画)も特徴的です。これは、戦闘シーンや大規模な移動シーンなど、実写での表現が難しい場面で用いられており、原作漫画へのリスペクトと、制作上の制約(コロナ禍での撮影など)を両立させるためのユニークな演出として話題を呼びました。

1話から最終回までの全話あらすじ(序盤・中盤・終盤)

物語は大きく3つのパートに分けることができます。

  • 序盤(第1話〜第15話頃):復讐の旅の始まり玄武門の変で全てを失った李長歌は、復讐を果たすため長安を脱出。男装の青年として身分を隠しながら、父の旧臣を頼り各地を転々とします。この過程で、阿詩勒部の特勤・阿詩那隼と運命的な出会いを果たし、互いの正体を知らないまま、時には協力し、時には敵対しながらも、不思議な絆で結ばれていきます。
  • 中盤(第16話〜第35話頃):草原での試練と成長長歌は戦に敗れ、阿詩那隼の捕虜として阿詩勒部へ連行されます。奴隷の身分から軍師へとその才覚を認められていく中で、彼女は唐への復讐心だけでなく、民を救いたいという大きな志を抱くようになります。一方、唐の公主・楽嫣もまた、都を離れ過酷な流浪の旅を経験し、人間的に大きく成長を遂げます。
  • 終盤(第36話〜第49話):共通の敵との戦い、そして未来へ唐と阿詩勒部の双方に潜む真の敵の存在が明らかになり、長歌と阿詩那隼は国や民族の垣根を越えて協力し、平和のために戦うことを決意します。母の死の真相、そして玄武門の変に隠された真実が明かされる中、長歌は復讐の連鎖を断ち切り、自分自身の道を見つけ出します。それぞれのキャラクターが未来へ向かって新たな一歩を踏み出す感動のフィナーレを迎えます。

参照: シネマート. 「あらすじ紹介「長歌行」37話~40話」.https://www.cinemart.co.jp/article/news/20231211008061.html

脚本・監督・制作会社とスタッフ情報

本作のクオリティを支えているのは、中国の著名な制作陣です。監督は、『三国志 Secret of Three Kingdoms』などで知られる朱鋭斌(チュウ・ルイビン)。脚本は、裴雨飛(ペイ・ユーフェイ)と常江(チャン・ジャン)が担当し、原作の壮大な物語を見事に再構築しました。

制作は、数々のヒット作を世に送り出している大手制作会社、華策影視(China Huace Film & TV Co.,Ltd.)が手掛けており、その潤沢な予算と確かな制作力が、壮大なスケール感と映像美を実現しています。

参照: アットプレス. 「中国トップクラスのキャストが勢揃いした話題のロマンス時代劇! 「長歌行〈ちょうかこう〉」 待望のDVD-BOX発売」.https://www.atpress.ne.jp/news/345938

主題歌・OST(オープニング/エンディング曲)の魅力

ドラマの世界観を彩る音楽も『長歌行』の大きな魅力の一つです。

  • オープニングテーマ:張碧晨(チャン・ビーチェン)『光の方向(光的方向)』壮大でエモーショナルなメロディが、長歌の過酷な運命と不屈の精神を表現しています。
  • エンディングテーマ:周深(ジョウ・シェン)『繭(茧)』透明感あふれる歌声が、登場人物たちの切ない心情や愛情を歌い上げ、物語の余韻を深めます。
  • 挿入歌:リウ・ユーニン(劉宇寧)『一愛如故』、チャオ・ルースー(趙露思)『多麼願你是我恆久的歌』皓都役のリウ・ユーニンと楽嫣役のチャオ・ルースーが自ら歌う挿入歌は、それぞれのキャラクターの心情とリンクし、視聴者の感動を一層引き立てます。

これらの楽曲は、物語の重要なシーンで効果的に使用され、登場人物の感情の機微を表現する上で欠かせない要素となっています。

唐の時代背景と玄武門の変の解説

物語の根幹をなすのが、626年に実際に起きた宮廷クーデター「玄武門の変」です。これは、唐の初代皇帝・李淵(りえん)の後継者争いを巡り、次男の李世民が皇太子であった長男の李建成と四男の李元吉(りげんきつ)を長安の玄武門で殺害した事件です。

この事件により、李世民は唐の第2代皇帝・太宗として即位しました。ドラマでは、この歴史的事件によって主人公・長歌が家族を奪われ、復讐を誓うという設定になっており、物語の壮大なプロローグとして機能しています。李世民はクーデターによって権力を握りましたが、後に「貞観の治」と呼ばれる繁栄の時代を築いた名君としても知られており、ドラマの中でも単なる悪役ではない、複雑な人物として描かれています。

配信はどこで見れる?(WOWOW・FODなど)

『長歌行』は、日本では2021年12月よりWOWOWで初放送・配信されました。その後、FOD(フジテレビオンデマンド)でも独占見放題配信が開始されるなど、複数のプラットフォームで視聴が可能です。

ただし、動画配信サービスでの配信状況は変動することがあります。視聴を希望される際は、各サービスの公式サイトで最新の配信情報を確認することをおすすめします。

参照: ザテレビジョン. 「人気漫画を中国の最旬若手キャストで映像化! ディリラバ主演の中国ドラマ「長歌行」がWOWOWにて日本初放送」.https://thetv.jp/news/detail/1054974/

ロケ地・撮影場所と美術セットの見どころ

本作の壮大な世界観は、中国各地にある巨大な撮影基地で生み出されました。特に、浙江省にある「横店影視城」や江蘇省の「無錫影視基地」などが主なロケ地として使用されています。これらの撮影基地には、唐代の長安の都や草原の集落などが精巧に再現されており、視聴者を一気に物語の世界へと引き込みます。

また、登場人物たちが纏う豪華絢爛な衣装や、細部にまでこだわった美術セットも見どころの一つです。それぞれのキャラクターの身分や立場、心情の変化が衣装のデザインや色使いにも反映されており、視覚的にも楽しめる作品となっています。

参照: シネマート. 「中国ドラマや映画の生まれる場|横店、無錫、鎮北堡西部…3つの撮影基地をご紹介!」.https://www.cinemart.co.jp/article/news/20230721007680.html

視聴率と中国国内での評価・話題性

『長歌行』は、中国国内での配信開始から大きな反響を呼び、累計再生回数は50億回を突破する大ヒットを記録しました。視聴率という指標がない配信ドラマでありながら、その人気は各種データサイトのランキングで常に上位を維持したことからも明らかです。

特に、主演のディリラバとウー・レイのケミストリーや、チャオ・ルースーとリウ・ユーニンが演じたサブカップルの人気がSNSを中心に大きな話題となりました。また、Weibo(中国版Twitter)が主催する2021年のドラマ大賞では、時代劇&武侠劇部門で最優秀賞を含む13冠に輝くなど、批評家からも高い評価を得ています。

【中国ドラマ】『長歌行』キャストとあらすじを理解したら

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物語の全体像と登場人物を把握した上で、さらに深く『長歌行』の世界を堪能するためのポイントを解説します。最終回の結末から名シーンの考察、史実との比較まで、より多角的な視点から作品の魅力を掘り下げていきましょう。

  • 物語の終着点である最終回の展開と、各キャラクターが迎える結末をネタバレありで詳しく解説。
  • 視聴者の心に深く刻まれた名シーンや名台詞を取り上げ、その演出が持つ意味を探る。
  • 多くの視聴者を虜にした、皓都と楽嫣のサイドストーリーがなぜこれほどまでに支持されたのかを分析。
  • 史実をベースにしながらも、ドラマならではの脚色が加えられた点と、その効果について考察。
  • 国内外で受けた高い評価や受賞歴を振り返り、本作が持つ普遍的な魅力を再確認する。

最終回ネタバレ:結末の解釈と登場人物のその後

(※以下、最終回の重大なネタバレを含みます)

全49話にわたる壮大な物語は、それぞれのキャラクターが自身の道を見つけ、未来へと歩み出す形で幕を閉じます。

長歌は、復讐の対象であった李世民と和解し、彼が民を思う優れた君主であることを認めます。彼女は個人的な恨みを乗り越え、唐と草原の民の平和という、より大きな目標のために生きることを決意。最終的に、阿詩那隼と共に草原で生きる道を選びます。二人が馬を並べて駆けていくラストシーンは、多くの困難を乗り越えた彼らの愛の強さと、希望に満ちた未来を象徴しています。

一方、皓都は命がけで楽嫣を守り抜き、ついに彼女への愛を告白。李世民からも認められ、二人は晴れて結ばれます。泣き虫だったお姫様・楽嫣は、民の痛みを理解する強く賢い女性へと成長し、皓都という生涯の伴侶を得て幸せな未来を掴みます。

物語の黒幕であった隋の元公主・奕承(えきしょう)は自らの野望の果てに命を落とし、全ての戦いに終止符が打たれます。長歌は復讐という名の呪縛から解放され、愛する人と共に生きる自由を手に入れたのです。

参照: J:COM STREAM. 「長歌行 #49 (最終話)未来の旅路へ」.https://linkvod.myjcom.jp/video/1525146

名シーン・名台詞と演出の見どころ

本作には、視聴者の心に残る数多くの名シーンと名台詞が存在します。

例えば、長歌の母・阿瑾(あきん)が死の間際に残した「錯過…不是錯了,而是過了啊。(すれ違いとは、間違えることではなく、ただ過ぎてしまうこと)」という台詞は、彼女が李世民に抱いていたであろう叶わぬ想いを暗示しており、物語の悲劇性を深化させています。

また、阿詩那隼が捕虜となった長歌に「お前は俺の奴隷だ。俺の許しなく死ぬことは許さん」と言い放つシーンは、一見冷酷に聞こえますが、実は彼女を生かしたいという彼の強い意志の表れであり、二人の関係性の変化を示す重要なターニングポイントです。

演出面では、草原の広大さを捉えた美しい映像や、迫力ある戦闘シーンが見どころです。特に、ワイヤーアクションを駆使した流麗な剣術や弓術は、本作のアクションシーンをより一層魅力的なものにしています。

伏線回収と考察ポイント(長歌と阿詩那隼の関係性)

物語全体を通して、多くの伏線が巧みに張られ、終盤で見事に回収されていきます。例えば、長歌が幼い頃に李世民から贈られた短剣や、母が残した遺品の数々は、後に彼女の出自や母の死の真相を解き明かす重要な鍵となります。

考察のポイントとして最も大きいのは、やはり長歌と阿詩那隼の関係性の深化でしょう。初めは敵同士として出会い、互いの策略を読み合い、命を狙うことさえあった二人が、いかにして国や民族の違いを乗り越え、互いを唯一無二の存在として認め合うに至ったのか。その過程には、共通の価値観(民を思う心、義を重んじる姿勢)の発見や、幾多の死線を共に乗り越えたことで生まれた信頼関係があります。彼らの関係性は、単なる恋愛に留まらず、異なる文化を持つ者同士が理解し合うことの可能性を示唆しているとも言えるでしょう。

皓都と楽嫣のサイドストーリー(カップルの人気)

主役カップルに劣らぬほどの人気を博したのが、皓都と楽嫣の「皓嫣(ハオイエン)カップル」です。冷酷な暗殺者と、心優しくもか弱いお姫様という対照的な二人が、徐々に心を通わせていく姿は多くの視聴者の心を掴みました。

特に、楽嫣が流浪の旅で苦しむ中、皓都が必死に彼女を探し続ける姿や、寡黙な彼が不器用ながらも楽嫣を想い、守り抜こうとする行動の一つ一つが感動を呼びました。武術大会で、楽嫣を異民族に嫁がせないために、皓都が満身創痍になりながらも勝利を掴むシーンは、本作屈指の名場面として語り継がれています。このサイドストーリーの丁寧な描写が、メインストーリーのシリアスな展開と絶妙なバランスを取り、作品全体の魅力を高めることに大きく貢献しました。

キャラクター分析(李長歌の成長と葛藤)

主人公・李長歌の魅力は、その人間的な成長にあります。物語の序盤、彼女は家族を奪われた怒りと悲しみから、復讐のみを目的として生きていました。しかし、逃亡の旅の途中で出会う様々な人々、特に自分を慕ってくれる阿竇(あとう)の死や、敵であるはずの阿詩那隼との交流を通して、彼女の世界は広がっていきます。

当初は唐を滅ぼすことさえ厭わなかった彼女が、国境の民が戦で苦しむ姿を目の当たりにし、「自分の復讐のために民を犠牲にしてはならない」と葛藤するようになります。この葛藤こそが、彼女が単なる復讐者から、国や民を思う真の指導者へと脱皮していく過程そのものです。最終的に、彼女は個人的な恨みを乗り越え、より大きな平和のために戦うことを選びます。この精神的な成長の物語こそが、『長歌行』の最も感動的な要素の一つと言えるでしょう。

史実との比較とドラマオリジナルの要素

前述の通り、本作は「玄武門の変」という史実を物語の出発点としていますが、主人公の李長歌をはじめ、多くの登場人物やエピソードはフィクションです。

史実では、李建成の息子たちは事件後に殺害されていますが、娘に関する明確な記録は多くありません。ドラマは、この歴史の空白部分に「もし、李建成に聡明で武芸に秀でた娘がいて、生き延びていたら」という大胆な創作を加え、壮大な物語を紡ぎ出しました。

また、阿詩勒部は、実際に唐の時代に北方に存在した強大な遊牧国家・突厥(とっけつ)をモデルとしていますが、阿詩那隼やその他のキャラクターはドラマオリジナルの人物です。このように、史実を物語の骨格としながらも、魅力的なキャラクターやドラマチックな展開といったフィクションの要素を大胆に取り入れることで、歴史に詳しくない視聴者でも楽しめるエンターテイメント作品として昇華させています。

国内外の評価・レビューと受賞歴

『長歌行』は、その高いクオリティから国内外で数々の賞を受賞しています。

  • Weiboドラマ大賞(2021年): 時代劇&武侠劇部門 最優秀作品賞、人気キャラクター賞(ディリラバ、ウー・レイ)など13冠
  • 釜山国際映画祭 アジアコンテンツアワード: 主演女優賞ノミネート(ディリラバ)
  • ソウルドラマアワード: 長編ドラマ部門 優秀作品賞

これらの受賞歴は、本作が単なる人気作であるだけでなく、批評的にも高く評価されていることの証です。視聴者からは、「壮大なストーリーと美しい映像に引き込まれた」「キャラクターが魅力的で、特にサブカップルの物語に感動した」「復讐劇だけでなく、人間的な成長が描かれていて深かった」といった絶賛の声が多く寄せられています。

Blu-ray/DVDのリリース情報と特典内容

『長歌行』は、日本でもDVD-BOXが全3巻でリリースされています。各BOXには、本編ディスクに加えて、メイキング映像やキャストインタビューなどの特典映像が収録されており、作品の世界をより深く楽しむことができます。

美麗なブックレットやポストカードセットなども封入されており、ファンにとっては見逃せないコレクターズアイテムとなっています。DVDの購入やレンタルを検討している方は、お近くの店舗やオンラインストアで詳細を確認してみてください。

参照: 紀伊國屋書店ウェブストア. 「長歌行 DVD-BOX2」.https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-10-4571423733951

関連作品・似ている中国歴史ドラマのおすすめ

『長歌行』を楽しんだ方に、次におすすめしたい関連作品やテーマの近い中国ドラマをいくつかご紹介します。

  • 『月に咲く花の如く』: 清代末期を舞台に、逆境を乗り越え女商人として大成していく女性の生涯を描いた作品。強い意志を持つヒロインの成長物語という点で共通しています。
  • 『楚喬伝~いばらに咲く花~』: 架空の戦乱の時代を舞台に、記憶を失った少女が過酷な運命に立ち向かうアクション・ロマンス時代劇。ディリラバと同じく、チャオ・リーインが演じる強い女性像が魅力です。
  • 『琅琊榜(ろうやぼう)~麒麟の才子、風雲起こす~』: 陰謀によって全てを失った主人公が、知略を尽くして復讐を遂げる宮廷ドラマ。緻密なストーリーと伏線回収が見事な作品です。

これらの作品もまた、壮大なスケールと深い人間ドラマで多くの視聴者を魅了しています。『長歌行』で中国歴史ドラマの面白さに目覚めた方は、ぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。

【中国ドラマ】『長歌行』キャストとあらすじのまとめ

  • 『長歌行』は唐代初期を舞台に、亡命した王女の成長と愛を描く物語。
  • 主人公・李長歌をディリラバ、相手役の阿詩那隼をウー・レイが演じる。
  • 原作は夏達の人気漫画で、壮大な世界観が忠実に映像化されている。
  • 玄武門の変で家族を失った長歌の復讐心が、物語の大きな原動力となる。
  • 敵対する立場でありながら惹かれ合う長歌と阿詩那隼の関係性が見どころ。
  • 皓都と楽嫣の切ない恋愛模様も、もう一つの軸として人気を博した。
  • 相関図を把握することで、複雑な人間関係や各陣営の思惑が理解しやすくなる。
  • 全49話を通じて、裏切りや陰謀、そして登場人物たちの絆が描かれる。
  • 最終回の結末は、それぞれのキャラクターが自身の道を見つける形で締めくくられる。
  • 美術、衣装、アクションシーンのクオリティが非常に高い。
  • 主題歌や挿入歌(OST)が、ドラマの感動的なシーンを一層盛り上げる。
  • 史実をベースにしつつも、ドラマならではのフィクションが加えられている。
  • WOWOWやFODなどの配信サービスで視聴可能(最新情報は公式サイトで確認)。
  • ネタバレを避けたい場合は、各話のあらすじを追って視聴するのがおすすめ。
  • 原作漫画との違いを比較しながら見るのも楽しみ方の一つ。
  • 視聴者からは、キャラクターの魅力とストーリーの重厚さが高く評価されている。
  • 中国のWeiboドラマ大賞で複数の賞を受賞するなど、国内外で高い評価を得た。
  • Blu-ray/DVDもリリースされており、特典映像なども楽しめる。
  • 歴史ドラマやロマンス作品が好きな視聴者に特におすすめできる一作。
  • 壮大な愛と信念の物語は、多くの視聴者に深い感動と余韻を残す。

『長歌行』は、単なる歴史ロマンスや復讐劇に終わらない、深く壮大な人間ドラマです。過酷な運命に翻弄されながらも、自らの信念を貫き、成長していく登場人物たちの姿は、きっと多くの人の心に響くことでしょう。この機会にぜひ、彼らの生き様を見届けてみてください。

  • この記事を書いた人

あらすじマスター管理人

海外ドラマ・国内ドラマを中心に、漫画、文学・小説、舞台作品まで幅広く扱う総合エンタメガイドを運営しています。 これまでに累計800本近い記事を制作し、放送局・配信元の公式情報をもとに、キャスト・あらすじ・相関図・ロケ地などを正確にまとめることを大切にしています。 「初めて作品に触れる人にも」「深く知りたい人にも」役立つガイド作りを心がけ、すべての記事で一次ソースの確認を徹底しています。

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