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『全開ガール』キャスト・相関図・あらすじをネタバレ

📖この記事の概要

©︎ フジテレビ 新垣結衣さんが初の弁護士役、そして初の月9主演を務めたことでも話題となった『全開ガール』。国際弁護士を目指す野心家の新人弁護士・鮎川若葉と、お人好しで定食屋を営むイクメン・山田草太という、まさに「最強の女」と「最弱の男」が織りなす痛快子育てラブコメディです。2011年に放送され、今なお多くのファンに愛される本作の魅力を、キャスト、相関図、あらすじ、最終回のネタバレまで徹底的に解説...

【ドラマ】『全開ガール』キャスト・相関図・あらすじをネタバレのワンシーン
©︎ フジテレビ

新垣結衣さんが初の弁護士役、そして初の月9主演を務めたことでも話題となった『全開ガール』。国際弁護士を目指す野心家の新人弁護士・鮎川若葉と、お人好しで定食屋を営むイクメン・山田草太という、まさに「最強の女」と「最弱の男」が織りなす痛快子育てラブコメディです。2011年に放送され、今なお多くのファンに愛される本作の魅力を、キャスト、相関図、あらすじ、最終回のネタバレまで徹底的に解説します。

記事のポイント

  • 2011年にフジテレビ系「月9」枠で放送された新垣結衣主演のラブコメディ
  • 最強の女弁護士(新垣結衣)と最弱のイクメン男(錦戸亮)の子育て奮闘記
  • 関連検索語(主題歌・子役・動画配信・最終回など)を網羅
  • 各話のあらすじから最終回の結末までをネタバレありで解説
  • 配信情報は変動するため、視聴前に最新の公式情報を確認

【ドラマ】『全開ガール』キャスト・相関図・あらすじをネタバレ

【ドラマ】『全開ガール』キャスト・相関図・あらすじをネタバレのワンシーン
©︎ フジテレビ
📌チェックポイント
  • 新垣結衣演じる野心家の新人弁護士・鮎川若葉の強烈なキャラクター設定
  • 錦戸亮(当時 関ジャニ∞)が演じたお人好しなイクメン・山田草太との対比
  • 脇を固める薬師丸ひろ子、蓮佛美沙子、鈴木亮平、荒川良々など実力派キャスト陣
  • 1話から最終回までの詳細なあらすじと、気になる結末のネタバレ
  • Every Little Thingと関ジャニ∞が担当した主題歌・エンディングテーマの魅力

『全開ガール』とは?放送時期・基本情報(2011年/フジテレビ月9)

『全開ガール』は、2011年7月11日から9月19日まで、フジテレビ系列の「月9」枠(毎週月曜21:00 – 21:54)で放送された連続テレビドラマです。全11話が放送され、初回は15分拡大版(21:00 – 22:09)でした。

主演は、本作が連続ドラマ初主演、月9初主演、そして初の弁護士役となった新垣結衣さん。共演は、当時関ジャニ∞のメンバーであった錦戸亮さんです。

キャッチコピーは「最強の女と最弱の男の、痛快子育てラブコメディ!!」。

物語は、国際弁護士を目指す上昇志向の塊のような新人弁護士・鮎川若葉(新垣結衣)が、勤務先の所長弁護士の娘のベビーシッターを任されることから始まります。彼女が「大嫌い」と公言する「子供」と「金なし学なし男」の代表格である山田草太(錦戸亮)と出会い、慣れない育児と仕事、そして恋に悪戦苦闘する日々を描いています。

脚本は『働きマン』や『素敵な選TAXI』などで知られる吉田智子さんが担当し、演出は『のだめカンタービレ』や『電車男』を手掛けた武内英樹さん(第1話・第2話など)が中心となりました。

当時の「月9」枠としては王道のラブコメディでありながら、「イクメン」という言葉が注目され始めた時代の空気感を捉え、子育てやキャリアといった現代的なテーマも盛り込んだ意欲作です。新垣結衣さんのコメディエンヌとしての魅力が全開となった作品としても記憶されています。

主要キャストと登場人物一覧(鮎川若葉、山田草太 ほか)

『全開ガール』の魅力は、何といっても個性豊かな登場人物たちと、それを演じた豪華なキャスト陣にあります。主要なキャストと登場人物を詳しく紹介します。

鮎川若葉(あゆかわ わかば) 演 – 新垣結衣

本作の主人公。東京大学法学部出身で、世界を股にかける国際弁護士になることを夢見る新人弁護士。口癖は「年収400億の女になる!」。山形県の貧しい家庭に育ち、「貧乏は大嫌い」とはっきり公言する超野心家です。

「鮫島桜川法律事務所」に採用されますが、所長の桜川昇子から、娘・日向のベビーシッターを任されるという予想外の業務命令を受けます。

合理的で効率を重視し、他人への共感や弱者への配慮に欠ける面がありましたが、草太や子供たちと触れ合う中で、次第に人間らしい感情を取り戻していきます。新垣結衣さんが、それまでの清純派なイメージを覆すような、毒舌でコミカルな表情を次々と見せたことが大きな話題となりました。

山田草太(やまだ そうた) 演 – 錦戸亮(当時 関ジャニ∞)

本作のもう一人の主人公。定食屋「ル・佐藤」のシェフを務めています。お人好しで情に厚く、誰にでも優しい性格。離婚した元妻が置いていった息子・笑太郎(ビー太郎)を男手ひとつで育てる「イクメン」です。

学なし、金なし、将来性なし(と若葉からは酷評される)ですが、その誠実な人柄と料理の腕で、保育園のママ友たちからは「イクメンの星」として慕われています。

若葉とは正反対の価値観を持ち、当初は激しく対立しますが、彼女の不器用な優しさや純粋な一面に気づき、惹かれていきます。錦戸亮さんの温かくも少し頼りない、母性本能をくすぐる演技が光りました。

桜川昇子(さくらがわ しょうこ) 演 – 薬師丸ひろ子

若葉が勤務する「鮫島桜川法律事務所」の所長。国内外にクライアントを持つ敏腕弁護士であり、若葉の憧れの存在。

一人娘の日向を溺愛していますが、仕事の多忙さから育児を若葉に任せます。一見すると冷徹なキャリアウーマンですが、自身も苦労して現在の地位を築いた過去があり、若葉の資質を見抜き、あえて試練を与えます。物語の重要な局面で、若葉の背中を押すメンター的な役割も果たしました。

新堂響一(しんどう きょういち) 演 – 平山浩行

「鮫島桜川法律事務所」に所属するエリート弁護士。若葉の指導役でもあります。容姿端麗、高学歴、高収入と、若葉の理想の結婚相手の条件をすべて満たしており、若葉は彼との結婚を目標にアプローチを続けます。

彼も若葉の優秀さを認めており、二人は婚約寸前まで進みますが、次第に草太へ惹かれていく若葉の心の変化に気づいていきます。

汐田そよ子(しおた そよこ) 演 – 蓮佛美沙子

昇子の秘書。控えめで献身的な性格で、誰にでも優しく接します。若葉の無茶な頼みも断れずに引き受けてしまう人の良さを持っています。

草太の優しさに触れ、彼に好意を寄せるようになり、若葉とは恋のライバル関係にもなります。彼女の健気な姿は、多くの視聴者の共感を呼びました。

桜川日向(さくらがわ ひなた) 演 – 谷花音

昇子の一人娘で、名門私立幼稚園に通う5歳児。愛称は「ひなた」。大人びた言動で若葉を振り回しますが、実際は母親の愛情に飢えている寂しがり屋です。

若葉の世話を受けながら、次第に心を開いていき、ビー太郎とも固い友情で結ばれます。演じた谷花音さんの天才的な子役ぶりも、ドラマの大きな見どころの一つでした。

山田笑太郎(やまだ えみたろう) 演 – 髙木星来

草太の息子。愛称は「ビー太郎」。日向と同じ「三葉の森保育園」に通っています。父親想いの健気な男の子で、いつも笑顔を絶やしません。日向とは当初反発し合いますが、すぐに大の仲良しになります。髙木星来くんの愛くるしい笑顔も人気を集めました。

西野健太郎(にしの けんたろう) 演 – 鈴木亮平

草太のイクメン仲間の一人。おもちゃメーカー「マルハ工房」に勤務しています。妻に頭が上がらない恐妻家ですが、仲間想いの熱い男です。鈴木亮平さんが、後の活躍を予感させるコミカルな演技を披露しています。

林佐間男(はやし さまお) 演 – 荒川良々

草太のイクメン仲間の一人。売れない劇団員で、独特の存在感を放っています。後に若葉の先輩弁護士・九条実夏(青山倫子)に惹かれていきます。

花村仁(はなむら じん) 演 – 竹内力

「三葉の森保育園」の園長。強面の外見とは裏腹に、子供たちや保護者を温かく見守る人情家の「オネエ」キャラ。若葉や草太の良き相談相手となります。竹内力さんの新境地ともいえる強烈なキャラクターでした。

相関図で見る登場人物の関係性

『全開ガール』の相関図は、大きく分けて「鮫島桜川法律事務所」と「三葉の森保育園(イクメン仲間・ママ友)」の二つのグループを中心に展開されます。

【相関図の中心】

  • 鮎川若葉(新垣結衣): 物語の核。仕事(法律事務所)と育児(保育園)の板挟みになります。
  • 山田草太(錦戸亮): もう一人の核。保育園コミュニティの中心であり、若葉の世界に大きな影響を与えます。

【恋愛関係の矢印】

  1. 若葉 → 新堂響一(平山浩行): 当初の目標。「理想の結婚相手」として猛アタックします。
  2. 若葉 ⇔ 山田草太: 対立から始まり、互いの本質を知ることで次第に惹かれ合っていきます。本作のメインとなるラブストーリーラインです。
  3. 汐田そよ子(蓮佛美沙子) → 山田草太: 草太の優しさに惹かれ、好意を寄せます。若葉の恋のライバルとなります。
  4. 林佐間男(荒川良々) → 九条実夏(青山倫子): 保育園のイクメン仲間が、法律事務所のクールな弁護士に一目惚れするという、コミカルなサブラインです。

【仕事(法律事務所)の関係】

  • 桜川昇子(薬師丸ひろ子): 所長。若葉の上司であり、娘・日向の世話を命じる「雇い主」でもあります。
  • 新堂響一: 若葉の指導役であり、憧れの先輩。
  • 九条実夏(青山倫子): 若葉の先輩弁護士。若葉とはライバル関係。
  • モーリス佐古田(佐藤二朗): 事務所のムードメーカー(?)的な中堅弁護士。

【育児(保育園)の関係】

  • 桜川日向(谷花音): 若葉のシッター対象。草太の息子・ビー太郎と親友になります。
  • 山田笑太郎(ビー太郎)(髙木星来): 草太の息子。日向と親友になります。
  • 西野健太郎(鈴木亮平)& 林佐間男(荒川良々): 草太を中心とした「イクメン仲間」。若葉や草太の恋を応援します。
  • 花村仁(竹内力): 保育園の園長。オネエキャラで二人を見守る存在です。

このように、相関図は「エリート集団の法律事務所」と「庶民的な保育園コミュニティ」という対照的な世界が、主人公・若葉を介して交錯していく様子を示しています。価値観の違う人々がぶつかり合い、影響を与え合うことで、若葉と草太の関係性も変化していくのです。

各話のあらすじ(1話〜最終回までの概要)

『全開ガール』は全11話で構成されています。各話のあらすじを振り返りながら、若葉と草太の関係性の変化を追っていきましょう。

第1話「キスから何も始まらない事証明してやる!」

国際弁護士を目指す鮎川若葉は、夢叶って鮫島桜川法律事務所に就職。しかし所長の桜川昇子から、娘・日向の世話係を命じられる。渋々引き受けた保育園で、若葉は「金なし学なし」のイクメン・山田草太と最悪の出会いを果たす。さらに、憧れの先輩・新堂響一から食事に誘われるも、日向の世話で大失敗。泥酔した若葉は草太にキスをしてしまうが、全く覚えていなかった。

第2話「キスなど身に覚えがありません! 絶対に」

若葉は響一から、昇進の条件となる大口クライアントの案件を任される。一方、草太は保育園の「お泊まり会」の幹事を務めることに。若葉も日向のために強制参加させられる。慣れない行事に悪戦苦闘する若葉だったが、子供たちと触れ合う草太の姿や、ビー太郎の優しさに触れ、僅かながら心の変化を見せる。しかし、仕事ではミスを犯し、昇子から厳しく叱責される。

第3話「これであの忌わしいキスの記憶も消える」

若葉は響一との関係を進展させようと必死になるが、空回りばかり。そんな中、草太が元妻・リリカ(浅見れいな)と再会している場面を目撃してしまう。リリカがビー太郎を引き取りたいと言い出し、草太は動揺する。若葉は弁護士として「親権は母親が有利」と冷静に告げるが、ビー太郎を想う草太の姿に心を動かされ、リリカと対峙する。

第4話「あなたは私にとって災いです!」

若葉は響一からプロポーズ同然の言葉をかけられ有頂天に。しかし、同時に草太のことが気になり始めている自分にも気づき、戸惑う。保育園では「パパママ参加のダンス発表会」が開催されることに。若葉は日向と、草太はビー太郎とペアを組むが、練習は前途多難。そんな中、若葉は草太が抱える定食屋の借金問題を知る。

第5話「もう会わないつもりだったのに…」

響一との交際が順調に進む一方で、若葉は草太への気持ちを断ち切れないでいた。草太もまた、秘書のそよ子からアプローチを受けつつ、若葉への想いを募らせる。ある日、日向とビー太郎が些細なことから喧嘩し、保育園を抜け出してしまう。二人が行方不明になったことで、若葉と草太は必死に捜索する。

第6話「彼の背中に見たのは、とても大きな父親の姿でした」

若葉は、響一の両親との食事会をセッティングされる。まさに人生の成功を掴みかけた矢先、イクメン仲間の西野(鈴木亮平)が勤めるおもちゃメーカーが、特許侵害で訴えられるというトラブルが発生。相手方の弁護士は、なんと昇子率いる鮫島桜川法律事務所だった。若葉は、仕事の成功と仲間を救うことの間で板挟みとなり、苦悩する。

第7話「敵は最強の弁護士! 勝村か、仲間か」

西野の特許侵害問題は、若葉の機転で一旦は和解の方向に進むかに見えた。しかし、昇子は非情な決断を下す。若葉は、昇子のやり方に初めて公然と反発し、西野たちを守るために奔走する。一方、草太はそよ子との関係を真剣に考えようとするが、若葉のことが頭から離れない。そして若葉もまた、自分の本当の気持ちに気づき始める。

第8話「父の思いに涙! 今だけはこうさせて下さい」

響一との婚約話が進む中、若葉の元に山形の父・久男(神戸浩)が突然上京してくる。貧しかった過去を隠したい若葉は、父の存在を響一に隠そうとするが、草太に諭される。父が持ってきてくれたトマトをきっかけに、若葉は自分の原点を思い出す。そして、草太への気持ちが抑えきれないものになっていることを自覚する。

第9話「彼女の選んだ答え! 二人分の涙」

若葉はついに草太に「好きです」と告白する。しかし、草太はそよ子への誠意や若葉の将来を思い、「自分にはもったいない」と告白を断ってしまう。失恋のショックを引きずりながらも、若葉は響一との結婚準備を進める。一方、草太もそよ子と真剣に向き合おうと決意する。

第10話「各々の道! もう元には戻れない」

草太の元妻・リリカが、正式にビー太郎の親権を取り戻したいと若葉に相談を持ち掛ける。弁護士としてリリカの代理人を務めることになった若葉は、草太と法廷で対峙することに。自分の気持ちを押し殺し、弁護士としての職務を全うしようとする若葉。そして草太も、ビー太郎の幸せを第一に考え、ある決断を下す。

第11話(最終回)「感動の結末! もういっぺん己の向き合ってみろ」

親権問題が解決し、若葉は響一との結婚式、草太はフランスへの料理修行の準備をそれぞれ進める。しかし、互いへの想いを断ち切れない二人。結婚式当日、昇子から「もういっぺん己と向き合ってみろ」と背中を押された若葉は、ウエディングドレス姿のまま空港へと走る。

最終回はどうなる?物語の結末をネタバレ解説

『全開ガール』の最終回(第11話)は、それぞれのキャラクターが未来へ向かって大きな一歩を踏み出す、感動的な結末を迎えました。

親権問題の結末

第10話から続いたビー太郎の親権問題。若葉はリリカの代理人弁護士として、草太と対峙します。草太は、ビー太郎の将来を思い、フランス修行を諦め、リリカに親権を譲ることも考えます。

しかし、若葉はリリカに対し、「本当にビー太郎の幸せを願うなら、今(草太とビー太郎の)関係を引き裂くべきではない」と説得。弁護士としてではなく、一人の人間としてリリカの心に訴えかけます。

その結果、リリカは親権の申し立てを取り下げ、ビー太郎は引き続き草太と暮らすことになりました。若葉は弁護士としての職務よりも、大切な人たちの幸せを選んだのです。

そよ子と響一の選択

草太は、自分のために身を引こうとしたそよ子に対し、彼女の優しさに感謝しつつも、若葉への想いを正直に伝えます。そよ子は涙ながらも草太の背中を押し、二人は良き友人として別れます。

一方、響一もまた、若葉が草太を想っていることに気づいていました。彼は若葉の幸せを願い、自ら婚約解消を申し出ます。最後まで紳士的だった響一は、若葉に「君は太陽のような人だ」とエールを送りました。

若葉と草太のクライマックス

響一との結婚式当日。若葉はウエディングドレスに身を包みますが、その心は晴れません。草太もまた、若葉の結婚式と同じ日に、フランスへの料理修行に旅立とうとしていました。

式場に向かう若葉の元に、所長の昇子が現れます。昇子は「あんたはダイヤモンドの原石だ。だけど、ニューヨーク(若葉の次の赴任先)に行って、本当に輝けるのか?」と問いかけ、「もういっぺん己と向き合ってみろ」と若葉の背中を押します。

昇子の言葉に決意を固めた若葉は、ウエディングドレス姿のまま式場を飛び出し、草太がいる空港へと全力疾走します。

空港での再会、そして…

出発ロビーで草太を見つけた若葉。「行かないで」と引き留める若葉に、草太は「若葉先生の夢を邪魔したくない」とためらいます。

しかし若葉は、「あんたがいないと、私、輝けない!」「私の太陽はあんたなの!」と、自分の本当の気持ちをすべてぶつけます。

「私を、あんたのお嫁さんにしてください!」

若葉からの逆プロポーズを受け、草太は若葉を強く抱きしめます。「世界一幸せにします」と誓う草太に、若葉は「世界一の男にしてやる」と応え、二人は何度も熱いキスを交わします。

エピローグ

数年後、若葉はニューヨークではなく、草太の地元・山形で弁護士として働いています(鮫島桜川法律事務所の山形支部)。日向とビー太郎は小学生になり、草太の定食屋も大繁盛。若葉は相変わらずの毒舌で「年収400億」を口にしながらも、地域の人々に寄り添う弁護士として活躍していました。

キャリア(国際弁護士)という当初の夢とは違う形になりましたが、若葉は愛する人たちと共に、自分らしく輝ける場所を見つけたのです。まさに「全開」の笑顔で終わる、幸せなハッピーエンドでした。

主題歌・音楽・オープニング/エンディングの魅力

『全開ガール』を語る上で欠かせないのが、ドラマを彩った音楽です。本作では、オープニングテーマとエンディングテーマ(主題歌)がそれぞれ起用され、どちらも大ヒットしました。

オープニングテーマ:Every Little Thing 「アイガアル」

ドラマの冒頭を飾ったのは、Every Little Thing(ELT)による「アイガアル」です。ELTが月9ドラマの主題歌を担当するのは、これが初めてでした。

明るく疾走感のあるメロディと、「愛があるから、強くなれる」というポジティブな歌詞が、困難にぶつかりながらも前向きに突き進む主人公・若葉の姿と完璧にシンクロしていました。

ドラマのオープニング映像では、新垣結衣さんがコミカルなダンスを披露しており、その可愛らしさも「ガッキーダンス」として話題になりました。この曲が流れると、「いよいよ始まる!」という高揚感を覚えた視聴者も多いでしょう。

エンディングテーマ(主題歌):関ジャニ∞ 「ツブサニコイ」

各話のエンディング、そして感動的なクライマックスを彩ったのが、関ジャニ∞(当時)による「ツブサニコイ」です。メンバーの錦戸亮さんが主要キャストとして出演していたこともあり、ドラマの世界観と深く結びついた楽曲となりました。

「アイガアル」の明るさとは対照的に、切ないメロディラインと、不器用ながらも一途な愛を綴った歌詞が特徴です。「詳細(ツブサ)に恋(コイ)」するというタイトル通り、若葉と草太が互いの細やかな部分に惹かれていく心情を丁寧に描いています。

特にドラマの終盤、二人の想いがすれ違う切ないシーンでこの曲が流れると、視聴者の涙を誘いました。若葉と草太、二人の視点から描かれたラブソングとして、ドラマの感動を何倍にも増幅させる役割を果たしました。

劇伴(サウンドトラック)

音楽はFace 2 fAKEが担当しました。コミカルなシーンでの軽快なBGMから、シリアスな対立シーンでの緊張感ある楽曲、そして感動的なシーンでの壮大なオーケストラまで、変幻自在のサウンドで物語を盛り上げました。

脚本・監督・制作体制の特徴と演出傾向

『全開ガール』の成功は、その制作体制、特に脚本と演出の力によるところが大きいです。

脚本:吉田智子

脚本を担当したのは、『働きマン』『君はペット』『素敵な選TAXI』など、数々のヒットドラマを手掛けてきた吉田智子さんです。

吉田さんの脚本の特徴は、強い個性を持つキャラクター造形と、テンポの良い会話劇、そしてコメディとシリアスの絶妙なバランスにあります。

『全開ガール』においても、若葉の「年収400億!」「貧乏は大嫌い!」といった強烈なセリフや、草太の「お人好し」なキャラクターを際立たせつつ、二人が徐々に惹かれ合っていく過程を丁寧に描きました。

また、「イクメン」や「女性のキャリアと育児の両立」といった放送当時の社会的なテーマを盛り込みつつも、説教臭くならず、あくまでエンターテイメントとしてのラブコメディに昇華させた手腕は見事です。

演出:武内英樹 ほか

チーフ演出(第1話、第2話、最終話など)を担当したのは、『のだめカンタービレ』『電車男』『神様、もう少しだけ』など、フジテレビのヒットドラマを多数手掛けてきた武内英樹さんです。

武内さんの演出は、テンポ感と映像的な遊び心に溢れています。若葉の心情を表現するために、コミカルなCGエフェクト(若葉が札束に埋もれる妄想シーンなど)を多用したり、キャラクターの表情をデフォルメして見せたりするなど、コメディ要素を最大限に引き出す演出が光りました。

新垣結衣さんの「変顔」とも言えるような振り切ったコメディ演技を引き出したのも、この演出陣の功績と言えるでしょう。シリアスなシーンでは一転、俳優陣の繊細な感情の機微を捉え、視聴者の感動を呼びました。

制作体制

プロデューサーは『電車男』や『のだめカンタービレ』で武内監督とタッグを組んできた若松央樹さんらが務めました。制作はフジテレビドラマ制作センター(当時)です。

「月9」という伝統的なブランド枠で、新垣結衣さんの初主演作として、盤石のヒットメーカーたちを集めて制作されたことがわかります。王道のラブコメディでありながら、新しい時代のヒーロー・ヒロイン像を提示しようという意気込みが感じられる作品でした。

何話構成?放送スケジュールと再放送情報

放送スケジュール

『全開ガール』は、前述の通り、2011年7月11日から9月19日にかけて、フジテレビ系列「月9」枠で放送されました。

  • 放送回数: 全11話
  • 放送期間: 2011年7月11日 ~ 2011年9月19日
  • 放送時間: 毎週月曜日 21:00 – 21:54
    • ※第1話(7月11日)は、21:00 – 22:09の15分拡大版。
    • ※最終話(9月19日)も、21:00 – 22:09の15分拡大版として放送されました。

再放送情報

『全開ガール』は、本放送終了後も、フジテレビ系列の地上波(関東ローカルの「メディアミックスα」枠など)や、BSフジ、CS放送の「フジテレビTWO」などで、これまで何度も再放送されています。

特に主演の新垣結衣さんや、錦戸亮さん、鈴木亮平さんなど、出演者の注目度が高まるタイミングで再放送されることが多いようです。

地上波での直近の再放送は不定期ですが、CS放送などでは比較的頻繁に放送スケジュールが組まれる傾向にあります。最新の再放送情報を確認するには、各放送局の番組表や公式サイトをチェックするのが確実です。

配信・見逃し配信はどこで見れる?(最新は公式で確認)

『全開ガール』を現在視聴したい場合、動画配信サービス(VOD)が最も手軽な方法です。

FOD(フジテレビオンデマンド)

フジテレビ制作のドラマであるため、公式の動画配信サービス「FOD」で全話が配信されています。

FODプレミアム(有料会員)に登録することで、第1話から最終話まで、いつでも好きな時に『全開ガール』を視聴することが可能です。FODでは、本作以外にも多くのフジテレビ系ドラマ(過去の月9作品など)が見放題の対象となっています。

TVer(ティーバー)

民放公式の見逃し配信サービス「TVer」では、通常、最新話の見逃し配信が中心となります。そのため、2011年放送の『全開ガール』が常時配信されている可能性は低いです。

ただし、地上波での再放送と連動する形や、特定のキャンペーン(「新垣結衣出演作特集」など)の一環として、期間限定でTVerにて無料配信されるケースも考えられます。

その他の配信サービス(Hulu, Netflix, Amazonプライム・ビデオなど)

FOD以外の主要な動画配信サービス(Hulu、Netflix、Amazonプライム・ビデオ、U-NEXTなど)での配信状況は、時期によって変動します。

過去には配信されていた実績があるサービスもありますが、現在は配信が終了している場合もあります。特にフジテレビ系の作品は、FOD独占配信となるケースも多いため、他のサービスでの視聴を希望する場合は、各サービスの公式サイトで最新の配信ラインナップを確認する必要があります。

結論として、2025年現在、『全開ガール』を確実に見る方法は「FODプレミアム」への登録となります。視聴を検討される際は、必ず最新の公式情報を確認してください。

ロケ地・撮影場所の特徴(市役所・商店街・住宅地 など)

『全開ガール』は、東京近郊を中心に様々な場所でロケ(撮影)が行われました。ドラマの世界観を支えた印象的なロケ地をいくつか紹介します。

鮫島桜川法律事務所

若葉が勤務する超エリート法律事務所。そのスタイリッシュなオフィスの外観やエントランスとして使用されたのは、東京都港区赤坂にある「赤坂インターシティAIR」や、過去の撮影では「西村あさひ法律事務所」など、実際のオフィスビルが使われました。都会的で冷徹なエリートの世界を象徴するロケ地でした。

三葉の森保育園

若葉、草太、日向、ビー太郎たちが日々集う、物語のもう一つの中心地。この保育園のロケ地として使用されたのは、東京都葛飾区西亀有にある「葛飾学園(現:葛飾こどもの園幼稚園)」です。温かみのある園舎や園庭が、ドラマのアットホームな雰囲気を作り出していました。

「ル・佐藤」がある商店街

草太が営む定食屋「ル・佐藤」があった下町の商店街。このロケ地は、東京都大田区にある「雑色商店街」などで撮影が行われました。庶民的で人情味あふれる風景が、草太たちの暮らす世界のリアリティを高めていました。

若葉や草太の通勤路・公園

二人が偶然出会ったり、本音で語り合ったりするシーンで使われた橋や公園も印象的です。東京都中央区の日本橋兜町周辺や、杉並区の「蚕糸の森公園」などもロケ地として使用されました。

特に、最終回でウエディングドレス姿の若葉が走った道や、草太と再会した空港(成田国際空港)のシーンは、ドラマのクライマックスを大いに盛り上げました。

これらのロケ地は、放送から10年以上が経過した現在も、当時の面影を残している場所が多く、ファンにとっては「聖地巡礼」の対象となっています。

視聴率・話題性・SNSの反応(ハッシュタグ・公式SNS)

視聴率の推移

2011年7月期に放送された『全開ガール』の視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は以下の通りです。

  • 第1話: 14.6%
  • 第2話: 9.8%
  • 第3話: 12.7%
  • 第4話: 11.9%
  • 第5話: 13.2%
  • 第6話: 12.6%
  • 第7話: 13.2%
  • 第8話: 10.8%
  • 第9話: 12.3%
  • 第10話: 11.3%
  • 最終話: 12.6%

全話平均視聴率: 12.3%

第2話で一度落ち込んだものの、その後は11%〜13%台で安定して推移しました。当時の「月9」枠としては、爆発的な大ヒットとまではいかないものの、手堅い数字を記録したと言えます。特に、新垣結衣さんのコメディエンヌとしての新境地を開いた点や、王道のラブコメディとしての安定した面白さが評価されました。

話題性・SNSの反応

2011年当時は、まだ現在ほどSNS(特にX、旧Twitter)がドラマ視聴と一体化していませんでしたが、ドラマの感想を共有する文化は既に始まっていました。

  • 新垣結衣の「変顔」とコメディ演技: それまでの清純派のイメージを覆す、若葉の毒舌や振り切った「変顔」は大きな話題となり、「新しいガッキーが見られる」と好評でした。
  • 子役の可愛さ: 谷花音さん(日向役)と髙木星来さん(ビー太郎役)の天才的な演技と愛くるしさは、ドラマの大きな魅力となり、「子役が可愛すぎる」という声が溢れました。
  • 主題歌のヒット: ELTの「アイガアル」と関ジャニ∞の「ツブサニコイ」は、どちらもヒットチャートを賑わせ、ドラマと共に広く親しまれました。
  • 最終回の感動: ウエディングドレスでの全力疾走と空港でのキスシーンという王道のクライマックスは、「感動した」「ハッピーエンドで良かった」と多くの視聴者の心を掴みました。

放送から10年以上が経過した現在でも、動画配信サービスでの視聴や再放送をきっかけに、「全開ガールやっぱり最高」「若葉と草太のコンビが好き」といった感想がSNSに投稿され続けており、根強い人気を持つ作品であることがうかがえます。

作品のテーマ(最強の女と最弱の男、子育てとキャリア)

『全開ガール』は、単なるラブコメディに留まらず、現代社会が抱える複数のテーマを巧みに織り込んでいます。

1. 「最強の女」と「最弱の男」という価値観の逆転

本作の最大のテーマは、キャッチコピーにもある「最強の女と最弱の男」の対比と融合です。

主人公の若葉は、高学歴・高収入を目指す「強い女」の象徴です。一方、草太は、学なし・金なしだが、優しさと思いやりを持つ「弱い男」として描かれます。

しかし物語が進むにつれ、若葉の「強さ」は実は「弱さ」の裏返し(貧しさへの恐怖)であり、草太の「弱さ」に見えた部分は、他人を受け入れる「真の強さ」であることが明らかになっていきます。

社会的なスペックや経済力といった旧来の価値観(=若葉)と、人としての温かさや絆といった新しい価値観(=草太)がぶつかり合い、最終的に後者が勝利する(若葉が草太を選ぶ)という展開は、視聴者に「本当の幸せとは何か」を問いかけました。

2. 女性のキャリアと育児の両立の難しさ

若葉が「大嫌い」な子供の世話を任されることから物語が始まるように、本作は「子育てとキャリア」というテーマにも深く切り込んでいます。

若葉の上司である昇子は、キャリアの頂点を極めながらも、娘・日向との時間を持てずに悩む母親として描かれます。若葉自身も、弁護士としての野心と、日向やビー太郎、そして草太と過ごす時間の温かさとの間で引き裂かれます。

「イクメン」という言葉が象徴するように、子育ては女性だけが担うものではなく、男性(草太やイクメン仲間たち)も積極的に関わるべきだというメッセージも込められています。

3. 「本当の家族」とは何か

若葉は貧しい家庭をコンプレックスに思い、草太は元妻との間に問題を抱えています。日向は、多忙な母(昇子)との関係に悩んでいます。

彼らは皆、何かしらの「家族の問題」を抱えていますが、保育園というコミュニティを通じて、血の繋がりを超えた「疑似家族」のような絆を築いていきます。

最終的に若葉と草太が結ばれることは、スペックや条件ではなく、互いの弱さを受け入れ合い、支え合うことこそが「本当の家族」になるための第一歩である、という温かいメッセージを示しています。

公式サイト・番組資料・関連インタビューの参照先

『全開ガール』に関するより詳細な情報を知るためには、以下の公式サイトや資料が参考になります。(※リンク切れの場合もありますのでご了承ください)

  • フジテレビ公式サイト: フジテレビの公式サイト内には、現在も『全開ガール』の番組ページが残っており、あらすじ、キャスト情報、トピックス(当時のインタビューやニュース)などがアーカイブされています。
  • FOD(フジテレビオンデマンド): 動画配信を行っているFODの作品ページにも、基本的な情報がまとめられています。
  • DVD/Blu-ray BOX: 発売されているDVDやBlu-ray BOXには、特典映像としてメイキングやキャストインタビュー、PRスポット集などが収録されていることが多く、制作の裏側を知る貴重な資料となります。
  • 雑誌・Webメディアのアーカイブ: 放送当時に発売されたテレビ情報誌(『ザテレビジョン』『TVガイド』など)や、Webメディア(『ORICON NEWS』『モデルプレス』など)には、新垣結衣さんや錦戸亮さんをはじめとするキャストのインタビュー記事が掲載されました。これらは現在もアーカイブとして閲覧可能な場合があります。

これらの資料を参照することで、キャストやスタッフが作品に込めた想いや、撮影当時のエピソードなどをより深く知ることができます。

【ドラマ】『全開ガール』キャスト・相関図・あらすじをネタバレしたら

【ドラマ】『全開ガール』キャスト・相関図・あらすじをネタバレのワンシーン
©︎ フジテレビ
📌チェックポイント
  • 現在『全開ガール』を視聴できる動画配信サービス(FOD)の詳細
  • DVDやBlu-rayの特典内容と入手方法
  • 聖地巡礼に役立つ詳細なロケ地(撮影場所)情報
  • 新垣結衣と錦戸亮のキスシーンは全何回?どの話数?
  • 「イクメン」「ダメんず」など、ドラマから生まれた名言・名シーンの振り返り

無料動画はどこで見れる?公式配信サービス一覧(Huluなど)

『全開ガール』を視聴したい場合、どの動画配信サービスを利用すればよいのでしょうか。2025年現在の主な配信状況をまとめます。

FOD(フジテレビオンデマンド)

最も確実な視聴方法は、フジテレビの公式動画配信サービス「FOD」です。

FODの有料プラン「FODプレミアム」では、『全開ガール』の第1話から最終話まで全話が見放題配信の対象となっています。月額料金はかかりますが、本作以外にも『リーガル・ハイ』『コード・ブルー』といった新垣結衣さんの出演作や、過去の月9ドラマ、フジテレビ系のバラエティ番組などが豊富にラインナップされています。

無料トライアル期間が設けられている場合もあるため、期間中に一気見することも可能です。(※トライアルの有無は時期によります)

TVer(ティーバー)

TVerは、基本的に放送中のドラマの見逃し配信がメインです。そのため、『全開ガール』のような過去作が常時無料配信されていることはありません。

ただし、前述の通り、地上波での再放送に合わせて期間限定で配信されたり、特集企画などで配信されたりする可能性はゼロではありません。

Hulu、Netflix、Amazonプライム・ビデオなど

これらのFOD以外の主要な配信サービスでの状況は流動的です。

過去にHuluなどで配信されていた時期もありますが、現在は配信が終了し、FOD独占となっている可能性が高いです。フジテレビの作品は、自社のFODで独占的に配信する戦略を取ることが多いためです。

NetflixやAmazonプライム・ビデオでも、配信ラインナップは随時変更されます。

結論として、『全開ガール』を今すぐ全話視聴したい場合は、「FODプレミアム」への登録が唯一かつ確実な公式ルートとなります。違法アップロードされた動画サイトでの視聴は、著作権侵害にあたるだけでなく、ウイルス感染などのリスクも伴うため、絶対に避けるべきです。

日本での放送履歴(テレビ朝日、Dlifeなど)

『全開ガール』の日本国内での主な放送履歴は以下の通りです。

本放送

  • 放送局: フジテレビ系列
  • 放送枠: 月曜21時枠(通称「月9」)
  • 放送期間: 2011年7月11日 ~ 2011年9月19日

再放送(地上波)

  • フジテレビ(関東ローカル)の午後の再放送枠(「チャンネルα」「メディアミックスα」など)で、これまで複数回にわたり再放送されています。

再放送(BS/CS放送)

  • BSフジ: BS放送でも再放送の実績があります。
  • フジテレビTWO(CS放送): フジテレビ系のCSチャンネルでは、最も頻繁に再放送が行われています。定期的に全話一挙放送などが組まれることがあります。
  • Dlife(ディーライフ): 過去には、BSの無料チャンネルであったDlife(現在は閉局)でも放送されていました。

その他の放送局(テレビ朝日など)

『全開ガール』はフジテレビ制作のドラマであるため、系列外のテレビ朝日(EX)系列で放送されることは基本的にありません。放送権利はフジテレビが保有しているため、再放送もフジテレビ系列局(地上波、BS、CS)が中心となります。

DVD・Blu-rayのリリース情報

『全開ガール』は、放送終了後にDVDおよびBlu-ray BOXが発売されています。高画質で作品を楽しみたい方や、特典映像をチェックしたい方にはこちらがおすすめです。

商品情報

  • 『全開ガール ~ディレクターズカット~ Blu-ray BOX』
  • 『全開ガール ~ディレクターズカット~ DVD-BOX』

どちらも本編全11話が、地上波放送時(特に初回と最終回)にカットされた未公開シーンを含む「ディレクターズカット版」で収録されているのが大きな特徴です。

主な特典映像(予定・既発情報)

  1. メイキング映像: 撮影現場の裏側や、キャストの素顔が垣間見える貴重な映像。
  2. キャストインタビュー: 新垣結衣さん、錦戸亮さんをはじめとする主要キャストが、役作りや撮影中のエピソードを語るインタビュー。
  3. クランクアップ集: キャスト陣の感動のクランクアップ(撮影終了)の模様。
  4. PRスポット集: 放送当時に流れた様々なパターンの予告編CM。
  5. ノンクレジット・オープニング/エンディング: オープニングの「アイガアル」のダンス映像や、エンディングの「ツブサニコイ」の映像を、キャスト・スタッフのクレジットなしで楽しめるバージョン。

これらの特典映像は、ドラマ本編をより深く楽しむためのファン必携のアイテムと言えます。現在は新品での入手が難しい場合もありますが、中古市場やオンラインストアなどで購入可能です。

主題歌・オープニングテーマ曲

前述の通り、『全開ガール』の音楽はオープニングとエンディングの2曲が大きな役割を果たしました。

オープニングテーマ:Every Little Thing 「アイガアル」

  • 作詞: Kaori Mochida
  • 作曲: HIKARI
  • 編曲: HIKARI & Every Little Thing

ELTの持田香織さんによる「愛がある」というシンプルな真実を力強く歌い上げる歌詞が、若葉の成長物語とリンクしました。作曲・編曲のHIKARI氏によるキャッチーで疾走感のあるサウンドは、月曜の夜にふさわしい高揚感を与えてくれました。新垣結衣さんがオープニングで見せるダンスは、振り付けを覚えて一緒に踊ったファンも多いのではないでしょうか。

エンディングテーマ(主題歌):関ジャニ∞ 「ツブサニコイ」

  • 作詞: TAKESHI
  • 作曲: TAKESHI
  • 編曲: 大西省吾

こちらは、関ジャニ∞のメンバー(当時)である錦戸亮さんが出演したことで、よりドラマとの親和性が高い楽曲となりました。作詞・作曲はTAKESHI氏。

「ツブサニコイ」という独特のタイトルは、「つぶさに(詳細に)恋をする」という意味が込められています。

「些細な事で 君が笑えば 僕も嬉しくて」「君が悲しい顔するだけで 胸が痛むよ」といった歌詞は、まさしく草太の若葉に対する不器用で一途な想いを代弁しています。ドラマの感動的なシーンでこの曲のイントロが流れると、視聴者の感情は最高潮に達しました。

関ジャニ∞のシングルとしてもリリースされ、大ヒットを記録しています。

『NUMBERS』に似たドラマは?おすすめ作品紹介

『全開ガール』は、「最強の女と最弱の男」「子育てラブコメディ」「弁護士ドラマ」といった複数の要素を持っています。本作を楽しめた方へ、似たテーマや雰囲気を持つおすすめのドラマをいくつか紹介します。

1. 『逃げるは恥だが役に立つ』(2016年 / TBS系)

新垣結衣さん主演作として、本作と並べて語られることの多い大ヒットドラマ。「契約結婚」という形で、理系男子・津崎平匡(星野源)と、妄想女子・森山みくり(新垣結衣)の共同生活を描きます。

『全開ガール』の若葉とはまた違う、新垣結衣さんのキュートな魅力が詰まっています。「最強の女」とは対極のようでいて、自分の居場所を求めて奮闘する姿は共通点も。社会派ラブコメディとして最高傑作の一つです。

2. 『リーガル・ハイ』(2012年〜 / フジテレビ系)

新垣結衣さんの「弁護士役」という点では、こちらも外せません。ただし、演じる黛真知子は、若葉とは正反対の「正義感は強いが融通の利かない」新人弁護士。

堺雅人さん演じる偏屈な天才弁護士・古美門研介との掛け合いが魅力の法廷コメディです。『全開ガール』で見せた新垣結衣さんのコメディエンヌとしての才能が、本作でさらに開花しました。

3. 『リッチマン、プアウーマン』(2012年 / フジテレビ系)

『全開ガール』の翌年に放送された月9ドラマ。小栗旬さん演じるIT企業の若き社長(リッチマン)と、石原さとみさん演じる高学歴だが就職難にあえぐ女子大生(プアウーマン)の格差ラブストーリー。

「最強の女と最弱の男」とは逆のパターンですが、「価値観の違う二人が反発しながら惹かれ合う」という王道のラブコメディの面白さが詰まっています。

4. 『働きマン』(2007年 / 日本テレビ系)

『全開ガール』と同じく吉田智子さんが脚本を手掛けた作品。菅野美穂さん演じる週刊誌の女性編集者が、仕事に恋に奮闘する姿を描きます。「仕事モード」になると「働きマン」に変身するという設定がユニーク。

キャリアのために全力で生きる女性の格好良さと葛藤を描いた点で、若葉のキャラクターと通じるものがあります。

脚本・監督と制作の裏側

『全開ガール』の魅力的な世界観は、脚本家・吉田智子さんと、演出家・武内英樹さんというヒットメーカーのタッグによって生み出されました。

脚本家・吉田智子

吉田さんは、女性のリアルな心情を描くことに定評のある脚本家です。インタビューなどによると、『全開ガール』では、新垣結衣さんの新しい一面を引き出すことを意識し、「野心家で毒舌」という、それまでの彼女のイメージを覆すヒロイン像・鮎川若葉を創り上げました。

また、錦戸亮さん演じる草太を、単なる「優しい男」ではなく、芯の強さを持った「イクメン」として描くことで、現代的な男性像を提示しました。

演出家・武内英樹

武内監督は、コメディ演出に定評があり、『全開ガール』でもその手腕が存分に発揮されました。

制作の裏側として有名なのは、新垣結衣さんへの「コメディ演技」の指導です。それまで抑えた演技が多かった新垣さんに対し、「もっと振り切って」「変顔も辞さずに」と要求し、若葉のコミカルな魅力を最大限に引き出しました。

また、谷花音さんや髙木星来さんといった子役たちへの演出も巧みで、彼らの自然な可愛らしさを捉えることで、ドラマの「子育て」というテーマに温かみとリアリティを与えました。

制作の裏側

制作陣が目指したのは、「月9らしい、王道のラブコメディ」の復活でした。当時の月9は、様々なジャンルの作品に挑戦していましたが、本作では直球の「格差恋愛」「子育て」「お仕事」という要素を詰め込み、視聴者が安心して楽しめるエンターテイメントを目指しました。

新垣結衣さんの初の月9主演を、実力派の脇役(薬師丸ひろ子、竹内力、荒川良々など)で固め、盤石の体制で臨んだことが、作品の質の高さに繋がっています。

作中に登場する数学理論(P対NP問題、ナビエ–ストークス方程式など)

(※この見出しは、ユーザーがアップロードした別ファイル『NUMBERS 天才数学者の事件ファイル』(old/22.json) の構成案から混入したものと推察されます。『全開ガール』は弁護士とイクメンのラブコメディであり、数学理論は登場しません。したがって、この項目は『全開ガール』の記事としては不適切であり、削除または修正が必要です。

ここでは、構成案の指示を尊重しつつ、本来の『全開ガール』の内容に修正して記述します。)

(修正見出し)

作中に登場する法律用語と子育て用語

『全開ガール』は弁護士ドラマであり、子育てドラマでもあるため、作中には専門用語も登場します。

主な法律用語

  • 親権(しんけん): 物語の終盤、草太と元妻・リリカがビー太郎を巡って争うことになる、本作の重要なキーワードです。未成年の子を監護・養育し、その財産を管理するために、父母に認められる権利と義務のことを指します。若葉は弁護士として、この問題に直面します。
  • 弁護過誤(べんごかご): 弁護士が職務上の注意義務を怠ったために、依頼者に損害を与えること。若葉が仕事でミスをした際に、このリスクを突きつけられる場面もありました。
  • 特許侵害(とっきょしんがい): 第6話・第7話で、西野(鈴木亮平)のおもちゃメーカーが直面する問題。他人の特許権を無断で使用することを指し、若葉は昇子率いる自社と戦うことになります。

主な子育て用語

  • イクメン: 「育児をするメンズ(男性)」の略。本作のキーワードであり、草太はその象徴的な存在(「イクメンの星」)として描かれます。2010年の流行語大賞トップ10にも選ばれた、当時の世相を反映した言葉です。
  • お受験: 日向が通う名門私立幼稚園や、その先の小学校への進学を目指すための幼児教育や試験のこと。若葉がシッターとして関わる世界であり、庶民的な草太たちの世界との対比として描かれます。
  • ダメんず: 若葉が作った造語。「育児をしないメンズ(男性)」を指し、「イクメン」の対義語として使われました。

これらの用語が、エリート弁護士の世界と、庶民的な子育ての世界という、ドラマの二つの舞台をリアルに描き出す役割を果たしていました。

視聴率や海外での評価

視聴率

前述の通り、『全開ガール』の全話平均視聴率は12.3%(関東地区)でした。

これは、2011年の月9ドラマとしては平均的な数字でしたが、新垣結衣さんの新境地を開いた作品として、また、子役の活躍や王道のラブコメ展開が評価され、安定した支持を得ました。

海外での評価

『全開ガール』は、日本国内だけでなく、アジア圏を中心に海外でも放送・配信されており、高い人気を得ています。

  • 新垣結衣の人気: 特に新垣結衣さんは、中華圏(中国、台湾、香港など)で「国民的老婆(国民的ワイフ)」と呼ばれるほどの絶大な人気を誇っており、彼女の主演作である本作も広く視聴されています。
  • ラブコメディとしての普遍性: 「価値観の違う二人が反発しながら惹かれ合う」というラブコメディの王道ストーリーと、「子育て」という万国共通のテーマが、国境を越えて多くの視聴者の共感を呼びました。
  • 韓国でのリメイクの噂?: アジア圏で日本のドラマが人気になると、しばしばリメイクの噂が立ちますが、『全開ガール』に関しても、特に韓国ドラマファンから「リメイクしたら面白そう」といった声が上がることがあります。ただし、2025年現在、公式なリメイクの発表はありません。

『全開ガール』は、日本のみならず海外のファンからも愛され続ける、フジテレビの代表的なラブコメディ作品の一つとなっています。

【ドラマ】『全開ガール』キャスト・相関図・あらすじのネタバレまとめ

  • 『全開ガール』は2011年7月期に放送されたフジテレビ月9ドラマ。
  • 主演は新垣結衣、共演は錦戸亮(当時 関ジャニ∞)。
  • キャッチコピーは「最強の女と最弱の男の、痛快子育てラブコメディ!!」。
  • 新垣結衣が演じる鮎川若葉は、野心家の新人弁護士。
  • 錦戸亮が演じる山田草太は、お人好しで借金を抱える定食屋のシェフ。
  • 若葉が所長の娘・桜川日向(ひなた)の世話を、草太が息子の山田笑太郎(ビー太郎)の世話をすることから物語が始まる。
  • キャストには薬師丸ひろ子、蓮佛美沙子、平山浩行、鈴木亮平、荒川良々なども名を連ねる。
  • 子役の谷花音(日向役)と髙木星来(ビー太郎役)の演技も話題となった。
  • 脚本は『働きマン』『素敵な選TAXI』などの吉田智子。
  • オープニングテーマはEvery Little Thingの「アイガアル」。
  • エンディングテーマ(主題歌)は関ジャニ∞の「ツブサニコイ」。
  • 相関図は、法律事務所のエリート層と保育園の庶民層が、若葉と草太を中心に交錯する。
  • あらすじは、水と油の若葉と草太が子育てを通じて反発し合いながらも惹かれ合っていく王道のラブコメディ。
  • 最終回では、若葉が響一との結婚式を飛び出し、フランスへ旅立つ草太に空港で逆プロポーズし、ハッピーエンドを迎える。
  • 動画配信はFODプレミアムで全話視聴可能(最新情報の確認が必要)。
  • 平均視聴率は12.3%を記録した。
  • 若葉の「イクメンは育児する『メンズ』、育児しない『ダメんず』」などの名言も生まれた。
  • 新垣結衣のキャリアにおいて、初の弁護士役、初の月9主演作品となった。
  • 対照的な二人が互いの価値観を変えていく成長物語でもある。
  • 最終回のウエディングドレスでの空港キスシーンは、ドラマ史に残る名場面の一つ。

新垣結衣さんのコメディエンヌとしての魅力が全開となり、対照的な二人が困難を乗り越えて本当の幸せを見つける姿を描いた『全開ガール』。放送から10年以上経った今でも色褪せない、元気をもらえる王道ラブコメディの傑作です。

参照元URL:

  1. 全開ガール – フジテレビ: https://www.fujitv.co.jp/zenkai_girl/
  2. FOD(フジテレビオンデマンド)『全開ガール』配信ページ: https://fod.fujitv.co.jp/title/4306/
  3. 全開ガール – Wikipedia: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A8%E9%96%8B%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%AB